テイラー・スウィフト、コロナ禍で『フォークロア』を制作していた時“孤独”を感じていたと話す

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テイラー・スウィフト、コロナ禍で『フォークロア』を制作していた時“孤独”を感じていたと話す

 現地時間2024年2月17日、テイラー・スウィフトが、オーストラリア・メルボルンにあるメルボルン・クリケット・グラウンドで開催した【The Eras Tour】の最中、新型コロナウイルスのロックダウン中に2020年のアルバム『フォークロア』を書きながら“孤独”を感じていたことを明かした。

 34歳のスウィフトは、当日ファンが撮影した動画の中で、「(私は)自分が自分の体重分の白ワインを飲みほす、(服が)猫の毛に覆われた孤独なミレニアル世代の女性ではなく、ろうそく立てのろうそくを灯し、森の中をさまよう幽霊のようなビクトリア朝の女性であると想像していました」と「Betty」を披露する前に語った。

 「そして、私は羽ペンでパーチメント紙にだけ書いた」と彼女は続け、「それが、自分の頭の中で想像していた“フォークロア”を書いている時の自分の姿だった」と説明。「それがすべてでした、その妄想が」と彼女は付け加えた。

 『フォークロア』の執筆中、スウィフトは当時ボーイフレンドだった俳優のジョー・アルウィンと隔離生活を送っており、彼はスウィフトが「Exile」や「Betty」などの曲を書くのを手伝った。2020年12月のインタビューで、彼女はパンデミック中にアルウィンとどのように時間を過ごしていたかを振り返っていた。

 「アルバムを作るとは思っていませんでした。隔離生活が始まってすぐの頃、私はたくさんの映画を見始めました。私たちは、毎晩違う映画を見ました」と彼女は米エンターテインメント・ウィークリー誌に語った。「恥ずかしながら、“パンズ・ラビリンス”を観たことがなかった。ある夜はそれを観て、それから“L.A.コンフィデンシャル”や“裏窓”を観て、“ジェーン・エア“も観ました」と彼女は話していた。

 さらには、「他の人のアートやストーリーテリングを消費することで、私の想像力の入り口が開かれたような気がして、“なぜ私はこれまでこれをやってこなかったんだろう?どうしてキャラクターや交錯するストーリーを創り上げてこなかったのだろう?そして、なぜ私は今まで物語の観点からそうするよう自分自身を解放してこなかったのだろう?”」と付け加えていた。

 スウィフトとアルウィンは6年間の交際の後、昨年4月に別れた。

 メルボルン・クリケット・グラウンドでのスウィフトの3夜連続公演は、2月16日にスタートし、18日に幕を閉じた。次は2月23~25日まで、シドニーのアコー・スタジアムで連続コンサートを予定している。他にも、シンガポール、フランス、スウェーデン、ポルトガル、イギリス、ヨーロッパ、カナダなどでの海外公演を控えている。

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