葉牡丹の花言葉は?なんだか野菜のような外見だけど・・、花なの??

葉牡丹は野菜のような見た目をしている花です。
その見た目はしばしばキャベツのようだと言われます。

今回はそんな葉牡丹がどのような植物なのか紹介します。
併せて葉牡丹の花言葉もまとめるので、ぜひ参考にしてみてください。

葉牡丹とは

まずは葉牡丹がどのような植物なのか見てみましょう。

葉牡丹はキャベツの一種

葉牡丹はアブラナ科アブラナ属に分類される植物とされます。

見た目からも予想できるようにキャベツの一種とされています。
実際に葉牡丹はキャベツから品種改良して現在の形となっているのだとか。

その種類には葉の丸い「丸い葉」や切れ目の入る「切れ葉」、葉のふちがちりめん状に縮れる「縮れ葉」などがあります。
その他にも品種によって多種多様な色や形を持っています。

葉牡丹の原産

葉牡丹の原産はヨーロッパとされています。

しかし、日本で品種改良が進んだ花でもあります。
その歴史は江戸時代から栽培されているほどです。

そのため「古典園芸植物」の1つとされるのだとか。

葉牡丹の名前の由来と別名

では葉牡丹という名前はどこから来たのでしょうか。
これに関しては葉の形がボタンに似ているところにちなんで名付けられたとされています。

ただ、その見た目から別名で「ハナキャベツ」とも呼ばれます。
これはその名の通り、キャベツに似た花から来ています。

葉牡丹の花言葉

ここからは葉牡丹の花言葉を見てみましょう。

全般的な意味の花言葉

葉牡丹には「祝福」「慈愛」「利益」「愛を包む」などいくつかの花言葉があります。

こうした花言葉は何重にも葉が重なり合って優しく包み込むような佇まいから来ているそうです。
実際に「愛を包む」などの花言葉はまさしく葉牡丹の見た目から来たものだと言えるでしょう。

ちなみに、葉牡丹は毎年11月~3月に見頃を迎えます。
この時期になるととても美しい色合いの花を咲かせます。
中でも冬期には色鮮やかな花を咲かせるのが特徴です。

色別の花言葉はある?

葉牡丹はカラーバリエーションが豊富な花です。

ただ、色別に花言葉が分けられているわけではないようです。
実際に葉牡丹は全般的な花言葉のみが付けられています。

その一方、品種が豊富な花ということもあり、今後は花言葉も付けられるかもしれません。

葉牡丹にまつわる豆知識

最後に葉牡丹にまつわる豆知識をまとめます。

なぜ正月に飾られるの?

葉牡丹は11~3月頃に色づいて見頃を迎えるのが特徴です。
中でも正月頃になると旬の時期を迎えます。

そのため、千両・万両・シンビジウムなどの花と一緒に花材として飾られることがしばしばあります。
特に元旦の玄関に門松と一緒に飾られたり室内にそのまま飾られたりするのが特徴です。

では、なぜ葉牡丹を飾るのでしょうか。
葉牡丹が正月に飾られる理由は縁起の良い牡丹に花姿と旬の時期がよく似ているためだとされています。

昔は実際に牡丹を飾って正月を迎えていたが、葉牡丹の方が牡丹よりも丈夫で育てやすく安価とされます。
そういった背景から葉牡丹が正月に飾られるようになったとされているそうです。

葉牡丹は食べられる?

葉牡丹はキャベツに似た見た目をしているのが特徴です。
色も綺麗で食すこともできそうな見た目をしています。

ただ、一般に流通している葉牡丹は食べない方が良いです。
実際は食べられなくもないものの市販されているものは綺麗な見た目になるように農薬を使用されている可能性があります。

そのため、買ってきたものは食べないようにしましょう。

ちなみに、自分で育てた場合は食べられなくもないです。
ただ、そもそも葉牡丹は観賞用として品種改良されたものなので食べても硬くて美味しくはありません。

結局、葉牡丹はキャベツのようには美味しく食べられない花と言えそうです。

まとめ

葉牡丹はとても綺麗な花を咲かせる植物です。
その見た目はキャベツに似ていると言われます。
実際にハナキャベツという別名も持っています。

そんな葉牡丹の花言葉は「祝福」「慈愛」「利益」「愛を包む」などがあるのでプレゼントにも最適です。
ぜひ、大切な人へ花を贈りたいということなら葉牡丹も候補に入れてみてくださいね!

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