人気ラーメン店『でぶちゃん』が外国人労働者に偏見をもつ痛々しい客に苦言「ベトナム人ミャンマー人は勤勉」「個人差あるが日本人より優秀な人財が多い」

東京でもっともおいしい博多ラーメンの店! と断言している人も多い人気店『でぶちゃん』(東京都新宿区高田馬場2-13-6)。筆者も実際に食べてみたが、事実として『でぶちゃん』の博多ラーメンはトップクラスの仕上がり。一度食べたら最後、頻繁に通いたくなる魅力が秘められている。

外国人従業員に嫌味を言うなど「偏見を持つ客」に苦言

そんな『でぶちゃん』の店主・甲斐康太さんが「外国人従業員に偏見を持つ客」に苦言を呈している。お店を訪れた、50代後半と思われるおじさん。彼はミャンマー人スタッフに対して不満を持ち、外国人なんか使いやがってと言わんばかりに文句を言い、店を出ていったという。その詳細は以下の通り。

<でぶちゃん甲斐康太さんのXツイート>

「ごく稀にいらっしゃる井の中の蛙おじさん。

■前提に■
当店は外国人スタッフを
積極的に採用している。
もちろん日本人と勤怠は同じ。
ベトナム人、ミャンマー人は勤勉で
個人差あるが日本人より優秀な人財が多い。

言葉の壁だけは根気よく付き合ってあげないとならないが、それは我々が海外に出たら同じ。
気持ちは通じるから気にせずやれと指導している。

■昨夜の出来事■
注文時に言葉が聞き取りにくかったのか
たった一度、聞き返しただけで
ミャンマー人スタッフへの
あたりが強くなったおじさん。

外国人なんか使いやがってと言わんばかりに
大声で文句を垂れ、結局利用せずに扉を強く閉めて退店。

感情に身を任せる50代後半おじさんってのも中々、痛々しい。
人生の悪いお手本である。

半泣きだったミャンマー人スタッフは
「お客さんですから、私が悪い」と一言。

まだまだ日本は
外国人労働者への偏見が強い。
しょーもな。」

でぶちゃん「個人差あるが日本人より優秀な人財が多い」

「ベトナム人、ミャンマー人は勤勉で 個人差あるが日本人より優秀な人財が多い」と語る甲斐康太さん。事実、日本人と外国人の双方を雇っている実体験から、そのように感じているのだろう。

外国人だからといって偏見を持った対応をするのは差別ともいえるし、人としてどうなのだろうか。もし、外国人というだけで偏見を持っている人がいるならば、それは自分の思考に危機感を持った方が良いかもしれない。

むしろ、相手が外国人なのであれば不慣れな部分を受け入れ、気持ちよく接することがお互いにとってベストなのではないだろうか。今回の件、皆さんは、どうお思いだろうか。

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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