【調査報告】歯列矯正経験者の8割以上が歯列矯正は想定していたよりも大変だった!その原因は?
一般的に、治療期間が長くかかるといわれる歯列矯正。近年は安価な治療法が普及したこともあって歯列矯正に興味を持っているという人も少なくはないようだが、それでも治療期間の長さがネックとなって治療に踏み切れないという人は多いだろう。もちろん、治療期間は矯正装置や歯列の状態などによって異なるが、実際に歯列矯正を経験した人はどのくらいの期間を費やしたのだろうか?また、歯列矯正において経験者が大変だったと感じたことはどのようなことなのだろうか?
そこで今回、従来の矯正治療よりも痛みが少なく、短期治療が可能な「JETシステム」を提供する自由が丘矯正歯科クリニック(https://402415.com/)は、歯列矯正の経験がある人を対象に「歯列矯正の経験」に関する調査を実施した。
時間とお金のかかる歯列矯正。経験者が病院探しで重要視したこととは?
はじめに「歯列矯正を始める際、複数の医療機関を比較しましたか?」と質問したところ、5割以上が『した(56.0%)』と回答。そこで「した」と回答した人に、「医療機関を比較する際、重視したことを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『費用(76.2%)』と回答した人が最も多く、次いで『医師の評判(63.2%)』『歯列矯正にかかる期間(45.9%)』と続いた。費用や医師の評判、治療期間を重要視したのはどのような理由があるからなのかについては、次のような回答があった。
歯列矯正を受ける前に、費用や医師の評判、治療期間をしっかり確認しておくべき!…その理由とは?
・歯列矯正は受ける歯科によって治療期間がバラバラなので…。(50代/女性/公務員/神奈川県)
・いくら安くても質の悪い医者だと治療期間が伸びたり追加料金が発生したりするので。(20代/男性/会社員/愛知県)
・初めに言われた治療費よりも後になってから増えてしまうと困るのと、治療後に何かあったら困るから、それらについてはしっかり確認しました。(40代/女性/専業主婦/神奈川県)
・自分は学生でお金がないため、少しでも安いところで矯正しようと思ったから。(20代/男性/学生/石川県)
・評判はもちろん、長期間になるため通いやすさなども重点的に検討しました。また、高額な治療になるため費用も入念に検討しました。(20代/女性/会社員/神奈川県)
・歯列矯正は自費診療であり費用もバラバラなので徹底的に比較することが大事だからです。(30代/女性/パート・アルバイト/埼玉県)
歯列矯正は保険が使えずすべて自費となることに加えて、歯科治療の中では比較的高額な治療になることが理由にあるようだ。また、治療期間に関しても受ける歯科によって異なるため、医師の技術や治療期間、そして料金システムなども確認しておくことが重要であろう。
歯列矯正経験者に聞いた「それぞれの医療機関で違いが出るポイント」とは?
歯列矯正を経験した人のうち、複数の医療機関を比較したという人は、実際にどのようなポイントに大きな差を感じたのだろうか。そこで、先ほどの質問で「した」と回答した人に、「複数の医療機関を比較して、違いの差が大きいと感じた点を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『費用(60.3%)』と回答した人が最も多く、次いで『医師の評判(46.1%)』『歯列矯正にかかる期間(31.7%)』と続いた。先ほどの調査結果にあったように、医療機関によって費用や医師の評判、歯列矯正にかかる期間の差が大きい傾向があるようだ。
歯列矯正経験者の8割が「想定よりも大変だった」と回答。歯列矯正で何が大変?
歯列矯正に興味はあるけれど、治療に踏み切れないという人もいるかもしれないが、実際に歯列矯正を受けた人は大変な思いをしていたのだろうか?「歯列矯正は治療前の想定よりも大変でしたか?」と質問したところ、8割以上が『大変だった(83.5%)』と回答した。
また「どのような点が大変でしたか?(複数回答可)」との質問には、『治療期間が長かった(66.4%)』と回答した人が最も多く、次いで『治療費が高かった(51.7%)』『治療中の痛みがあった(46.5%)』と続いた。考えていたよりも治療期間が長くかかること、治療費が高かったこと、矯正装置による歯の痛みなどで大変だったようだ。
時間がかかるのは仕方ない?治療別の治療期間
歯列矯正で使われる一般的な矯正装置は、歯の表側に付ける金属性のワイヤー装置だが、近年はさまざまなタイプのものが開発されている。例えば、歯の裏側に装着するため金属性でも目立ちにくくなっているものやマウスピースのようになっていて食事の際には取り外しができるもの、中には短期間で治療が終わるものなどがある。実際にどのようなタイプの矯正装置が多いのだろうか。
「どの治療をおこないましたか」と質問したところ、『表側(58.4%)』『裏側(18.4%)』『マウスピース(23.2%)』という回答結果になった。まだまだ一般的なこともあって、表側のワイヤー矯正が多いようだ。
歯列矯正では、顎の骨のスペースに正しく歯を並べるために余分な歯を抜歯することがあるが、どのくらいの割合で抜歯することがあるのだろうか?「抜歯の有無を教えてください」と質問したところ、約6割が『あり(58.4%)』と回答。健康な歯を抜いてしまうことに抵抗を覚える人もいるだろうし、場合によっては抜歯しなくても良いこともあるようなので、納得できるまで担当医師と話し合うと良いだろう。
ここまでの調査で、実際に歯列矯正を受けた方のさまざまな内容が明らかになってきた。そこで、「歯列矯正にどのくらい長い期間がかかるのか」という点にフォーカスして詳しく聞いてみた。
「歯列矯正にかかった治療期間を教えてください ※超=その数字を超える期間」と質問したところ、『3年超(28.6%)』と回答した人が最も多く、次いで『2年9か月超~3年以下(15.3%)』のほか、『2年超~2年3か月以下(12.0%)』と回答した人も比較的多い結果となった。なぜ歯列矯正には長い時間がかかるのだろうか? 最後に「歯列矯正はなぜ時間がかかるか知っていますか?」と質問したところ、約4割が『知らない(37.8%)』と回答した。
歯列矯正には、歯を動かす矯正治療期間と動かした歯を固定させる保定期間があり、虫歯や歯周病がある場合は歯列矯正を受ける前に治療が必要になることもあるため、歯列矯正は長い時間がかかってしまうといわれている。従来の矯正治療では2年以上という長い年月をかけて段階的に分割しながらゆっくりと歯を移動させるが、もっと短い期間で治療が済むように日々研究されている。もしも治療期間のことで踏み切れないという人は、短く済む医療歯科を探してみてはいかがだろうか。
【調査概要】「歯列矯正の経験」に関する調査
調査日/2024年1月4日(木)
調査方法/リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
調査人数/1,004人
調査対象/調査回答時に 歯列矯正の経験がある(部分矯正を除く) と回答したモニター
調査元/自由が丘矯正歯科クリニック(https://402415.com/)
モニター提供元/ゼネラルリサーチ
【まとめ】歯列矯正は医療機関によって治療費や評判(技術)、治療期間が異なる。中でも治療期間を重視するなら“歯科選び”が需要。
今回の結果で、実際に歯列矯正を経験した人の83.5%が「想定していたよりも大変だった」と感じていたことが明らかになった。中でも最も多かったのが「治療期間が長かった」の66.4%。治療期間に関しては、クリニックや実施する治療によって大きく変わるといわれているので、歯列矯正で歯科を選ぶ際には治療費や医師の評判、歯列矯正にかかる期間以外も、このような点をチェックしてみてるといいだろう。
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