マタニティマークをつけてまで通勤通学ラッシュの時間に電車に乗るのはよして / 小説家・久美沙織先生が謝罪「考えが浅かった」
かつて「マタニティマークをつけてまで通勤通学ラッシュの時間に電車に乗るのはよして欲しい」「混んでない時間に乗って」等のコメントを本に書いたことがあるという小説家・久美沙織先生が、自身の公式X(旧Twitter)にて、書いたことに対して謝罪した。
マタニティマークをつけている人たちに理解示す
彼女は「その時間に乗らざるをえない事情があるだろうことに、配慮が足りませんでした」とも語っており、マタニティマークをつけて通勤通学時間に電車やバスに乗っている人たちに理解を示した。
<久美沙織先生のXツイート>
「この機会に申します。過去に、自分の本に、マタニティマークをつけてまで通勤通学ラッシュの時間に電車に乗るのはよして欲しい、混んでない時間に乗って、というような趣旨のことを書きました。ごめんなさい。考えが浅かったです。その時間に乗らざるをえない事情があるだろうことに、配慮が足りませんでした。イナカ暮らしで、都会のラッシュ電車にめったに乗らなくて、浅はかなことを申しました。願わくば、猛烈なラッシュがなるべくなくなりますように」
この機会に申します。過去に、自分の本に、マタニティマークをつけてまで通勤通学ラッシュの時間に電車に乗るのはよして欲しい、混んでない時間に乗って、というような趣旨のことを書きました。ごめんなさい。考えが浅かったです。つづく https://t.co/hVCVJphPWW— くみさおり (@kumisaori) February 1, 2024
その時間に乗らざるをえない事情があるだろうことに、配慮が足りませんでした。イナカ暮らしで、都会のラッシュ電車にめったに乗らなくて、浅はかなことを申しました。願わくば、猛烈なラッシュがなるべくなくなりますように。— くみさおり (@kumisaori) February 1, 2024
責められる可能性を理解しながらも謝罪の言葉
確かに、久美沙織先生は過去に失言したかもしれない。……が、あえて過去の自分の過ちを掘り返し、また責められる可能性を理解しながらも、謝罪の言葉をツイートする行為は、勇気ある行動と言えるし、称賛されても良いのではないだろうか。
そして、今回の謝罪の影響で、より世間にマタニティマークの理解が広まったともいえる。
言葉の持つ力を誰よりも理解しているはず
小説家として活躍する久美沙織先生だからこそ、言葉の持つ力を誰よりも理解していると思われる。だからこそ、いま、言葉の力を使って「謝罪」をしたのだろう。彼女の謝罪に対し、多くの人たちが理解を示し、応援と励ましの声を送っている。
瞬間的にえっ!?って思う事があっても、相手の立場に立って考えると色々わかることありますよねごめんなさいって言えるの、とっても素敵だと思います!優しい世界が広がりますように✨— 石井江奈 (@ena819coco) February 1, 2024
※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト『写真AC』より
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)
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