梅林堂で、厄を払って福を呼ぶ「立春大福」期間限定登場!発売から59年目
埼玉の地で約150年の間、連綿とお菓子を作り続けている「梅林堂」が、節分・立春の時期の2月2日(金)~4日(日)の期間限定で、各店舗にて「立春大福」を販売!事前予約も受付中だ。
一年の始まりでもある立春に無病息災を願う
昔より季節を映すお菓子として用いられ四季折々の文化・行事と密接に関わってきた和菓子。一年の始まりでもある立春に無病息災を願う「立春大福」4個756円(税込)は、「梅林堂」が、先人が紡いできた文化・風習を大切に繫いでいきたいという想い、そして皆が元気で一年を過ごせますよう願いを込めて発売から59年作り続けている。
季節を感じる美味しさを堪能
美味しさの原点である“素材”にこだわり、長年受け継がれてきた“繊細な技術”と美味しいお菓子を味わってもらいたいという“気持ち”を込めて、旬の大福を作っている「梅林堂」。
餅は最高級の糯米(もちごめ)と呼ばれ、現在では希少品種となった滋賀県産羽二重糯米を使用し、蒸籠(せいろ)で蒸し上げた糯米に、こだわりの瞬間に合わせるふんだんの蓬(よもぎ)を練り込み、こうしてできた香り豊かな大福生地に、風味のある北海道産小豆つぶ餡を包んで、季節を感じる「梅林堂」の美味しさを堪能できる商品に仕上げている。
“邪気を払う”魔除けとされていたよもぎ
よもぎは身近な薬草で、道端にも生える生命力の強い多年草。葉には止血・抗菌作用があると言われ、平安時代には薬草として利用されて、昔から“邪気を払う”魔除けとしても使用されてきた。
さらに、よもぎの独特の香りには、魔除けの力があるとされ、端午の節句には菖蒲と共に軒に飾って家の中に邪気がはいらないようにしたり、湯舟に入れて子供の成長祈願を行われることも。室内に飾る薬玉(くすだま)に入れて香りを楽しむ風習があり、貴族の間では互いの無病息災を願って親しい者と贈り合っていたという。
また、よもぎは不思議なことに東西を問わず世界各地で魔除けの力をもつ薬草として伝えられており、西洋では古代ローマやギリシャの他ドイツやオランダ、イギリスなどでも魔除けとして使用。東洋ではインドや中国、日本にアイヌの始祖も病魔を追い払う際にはよもぎを使用したと伝えられている。
1965年に発行したチラシにも「立春大福」の文字が。当時から“蓬”の効能により、その年1年の無病息災や厄払いを願い、毎年沢山の人が予約している。
数量限定で予約受付中
「立春大福」の上部にある、わらびの焼き印にも注目。万葉歌「石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも」や、俳句でも早蕨(さわらび)は春の訪れを表す季語として使われており、春の芽吹きを表している。
「立春大福」は数量限定で、梅林堂全店舗または電話にて予約受付中。“厄除け”の力があるとされているよもぎをたっぷり練りこんだ生地で、とろとろの粒あんを包んだ「立春大福」を味わってみては。
梅林堂HP:https://www.bairindo.co.jp/
(佐藤ゆり)
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