東京都内のおすすめカヌレ専門店5選。進化系カヌレが続々登場!
第二次カヌレブーム到来! カヌレとは、フランスにある赤ワインの名産地・ボルドーの伝統的な焼き菓子です。外はカリカリ、中はもっちり。そんな食感の違いに虜になる人が続出し、カヌレ専門店が次々にオープンするなか、最近では味や食感、見た目、コンセプトにこだわった、進化系カヌレが注目されています。今回は編集部がおすすめする、列車でのアクセス良好な都内のカヌレ専門店を5つご紹介!
【目次】
- ①KURAMAE CANNELE(台東区)
- ②Canelé de CHIANTI 渋谷店(渋谷区)
- ③LE TREIZE(港区)
- ④谷中銀座カヌレ パパン(荒川区)
- ⑤カヌレとアイス 東京・浅草店(台東区)
①KURAMAE CANNELE(台東区)
蔵前駅からすぐの場所にあるのが、焼きたてカヌレ専門店「KURAMAE CANNELE」。カヌレは焼きあがりを冷ましてから提供されることが多いのに対し、こちらではなんと焼きたてがいただけるんです。中はもっちりどころか、カスタードクリームのようにとろりとしており、外のカリッとした食感とのコントラストがより際立ちます。また、子どもからお年寄りまで多くの人に味わってもらいたいという思いから、アルコールを完全に飛ばしてつくられているそうです(※)。
※編集部注:アルコールの風味のみ少し残しています
KURAMAE CANNELE は、1階がテイクアウト専門店、2階がカフェになっています。カフェでいただけるのが、1階で販売している「クラマエ・カヌレ」の素材をグレードアップさせたプレミアムな「グランカヌレ」。さらに、グランカヌレとのペアリングのためだけに考案されたスイーツや紅茶も一緒に用意されています。カヌレのおいしさにどっぷり浸かる、優雅な時間を過ごせそうです。
■店舗情報
KURAMAE CANNELE 公式サイト
アクセス:都営地下鉄浅草線・大江戸線「蔵前」駅から徒歩すぐ
②Canelé de CHIANTI 渋谷店(渋谷区)
人気カヌレ店でにぎわう渋谷の中でも特に注目度が高いのが「Canelé de CHIANTI(カヌレドキャンティ) 渋谷店」。駅直結の渋谷スクランブルスクエアの4階に入っています。新潟発のカヌレ専門店で、新潟以外で店舗があるのは東京のみ。“もっちゃり”食感が楽しめる「自家製オリジナルカヌレ」は、なんと18種類ものフレーバーが用意されており、どれにしようか、幸せな悩みが生まれそうです。
Canelé de CHIANTIでは、カヌレとカプチーノがセットになった「カヌチーノ」も人気です。このカヌチーノはそれぞれ別でいただくのではなく、ふわふわの特製フォームミルクにカヌレをディップして食べるのがおすすめだそう。組み合わせによって味が変わるので、自分にとって最高のカヌチーノを探してみてください。
■店舗情報
Canelé de CHIANTI 公式サイト
アクセス:JR・東京メトロ銀座線・半蔵門線「渋谷」駅から徒歩すぐ
③LE TREIZE(港区)
白金高輪にあるカヌレ専門店「LE TREIZE(ル トレーズ)」では、本場フランスで修行を積んだシェフが手掛ける本格派のカヌレがいただけます。発酵バター、小麦粉、ブラウンシュガーなどはフランス産の材料を使用。また、フランスにあるチュイルリー公園に設置されているものと同じブランドのベンチを置くなど、店づくりにもフランスの息吹を感じられます。
提供するカヌレは「カヌレ ド ボルドー(プレーン)」「カネル(シナモン)」「ショコラノワゼッティーヌ(ヘーゼルナッツとチョコレート)」の3種類。LE TREIZEのカヌレは、ひときわカリッとした食感が特徴的で、これは銅型で焼く際に外側の蜜ろうを絶妙なバランスで薄く仕上げることで実現されています。ピンク色の包装がオシャレで、ギフトにもぴったりです。
■店舗情報
LE TREIZE 公式サイト
アクセス:都営地下鉄三田線・東京メトロ南北線「白金高輪」駅から徒歩約5分
④谷中銀座カヌレ パパン(荒川区)
下町情緒あふれる谷中銀座。さまざまな作品の舞台にもなってきた人気スポット「夕やけだんだん」の階段を上った先に、「谷中銀座カヌレ パパン」が佇んでいます。フレンチビストロが経営するカヌレ専門店で、ドライフラワーの装飾がオシャレな店内には、その場でカヌレを味わえるイートインスペースも用意されています。
ここでぜひ食べていただきたいのが「デリカヌレ」。カヌレの概念を覆す甘くないカヌレは、しっとり&もちっとした食感で、ワインとの相性も抜群です。味は、コーンやソーセージ、トマトなど、通年6種類用意されており、ラインナップは不定期で変わるそう。もちろん甘いカヌレも提供されており、外側のガリッとした硬めの食感が魅力です。
■店舗情報
谷中銀座カヌレ パパン 公式サイト
アクセス:JR・京成・日暮里・舎人ライナー「日暮里」駅から徒歩約5分
⑤カヌレとアイス 東京・浅草店(台東区)
浅草観光とあわせて立ち寄りたいのが「カヌレとアイス 東京・浅草店」。店舗は、本店の名古屋と東京にしかありません。宮﨑龍シェフ考案の卵をふんだんに使ったカヌレは、一つひとつ手づくりにこだわっています。おすすめは、もう一つの名物であるアイスとカヌレがセットになった「ハーフカヌレとアイス」。アイス1種とカヌレ2種が一緒に食べられるという、なんともありがたい欲張りメニューです。
また、おいしいだけでなく環境や健康に配慮したスイーツを研究しており、グルテンフリーのカヌレも販売されています。さらに、興味深いのが、購入者の意思表示ができる寄付の取組です。売上の一部が寄付されるしくみになっており、5つの社会課題が書かれた箱に投票することで、どれを支援したいか、購入者自ら選ぶことができるようになっています。
■店舗情報
カヌレとアイス 公式サイト
アクセス:都営地下鉄浅草線・東京メトロ銀座線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス「浅草」駅から徒歩約5分
日常のスイーツの一つになりつつあるカヌレ。専門店が趣向を凝らした個性あふれるカヌレは、わざわざお店まで買いに行きたくなる魅力があります。食感を楽しみながら、一つずつ大切に味わいたいですね。また、カヌレは基本的に常温で持ち歩けるので、旅行で訪れた際のお土産にもぴったりですよ(※)。ぜひ立ち寄ってみてください!
※編集部注:
②Canelé de CHIANTI 渋谷店のカヌレは、購入当日のみ常温での持ち歩きが可能
④谷中銀座カヌレ パパンのデリカヌレは、すぐに食べない場合や翌日以降は要冷蔵
⑤カヌレとアイス 東京・浅草店のカヌレは、要冷蔵
掲載情報は2024年1月30日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
旅するメディア「びゅうたび」は、ライターが現地を取材し、どんな旅をしたのかをモデルコースとともにお届け。個性たっぷりのライター陣が、独自の視点で書く新鮮な情報を、臨場感たっぷりにご紹介します。
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。