【福島県本宮市】飼い主のいない猫の不妊去勢手術に特化した動物病院がオープン!
飼い主のいない猫の不妊去勢手術に特化した動物病院「もふスペイクリニック」が1月19日(金)に福島県本宮市にオープンした。
猫が嫌われものにならない社会を
同院は、飼い主のいない猫(野良猫、飼い主の決まっていない保護猫)の不妊去勢手術に特化した動物病院。「猫が嫌われものにならない社会を」をスローガンに、人にも猫にも優しい社会を目指してオープンした。
猫ブームの裏で、猫の過剰繁殖が社会問題となっている。1匹や2匹であればあたたかく見守れるが、10匹、20匹と数が増えると、交通事故にあう猫や、猫の排泄物による被害を受ける人が増えたりと、様々な問題が発生する。
猫の数を制限するためには繁殖制限措置を行うほかなく、現在、日本各地でTNRが行われている。TNRとは、T:Trap(保護して)、N:Neuter(不妊・去勢手術をして)、R:Return(元の場所に戻す)を行う活動のこと。同院は、N”の部分を積極的に担当することで、TNR活動のペースアップを図る。
不妊去勢手術に特化
同院は一般診療を行わず、不妊去勢手術に特化しているのが特徴。不妊去勢手術に特化することで、1日に手術可能な猫の数を増やすことが可能だ。
また、手術予定日に保護できなかった猫への対応も柔軟に行うことができる。
低価格設定
同院はレントゲンやエコー、血液検査の機器は置いていない。これらを設置しないことにより、低価格での不妊去勢手術の提供を実現。TNR活動をされている人たちの金銭面の負担を軽減することで、活動のペースアップを図る。
アクセスしやすい立地
同院は福島県の中央に位置する本宮市にあり、高速道路のインターからも車で約10分とアクセスしやすい立地になっている。
また、病院の正面に駐車スペースが3台分あるので、猫の搬入もスムーズに行える。
保護猫へも対応
同院は、TNR活動だけではなく、飼い主の決まっていない保護猫の不妊去勢手術や初期医療にも対応。保護猫が新しい家族のもとへ迎えられるまでの健康管理をサポートする。
猫の繁殖能力は凄まじく、1匹のメス猫が1年後には20匹以上、2年後には80匹以上、3年後には2,000匹以上にまで増えることが可能だ。
今、1匹のメス猫に不妊手術を行えば、この猫から増えることはなくなる。「未来は変えられます。人と猫が共生する未来を目指します」という同院の取り組みに注目だ。
■もふスぺイクリニック
住所:福島県本宮市本宮千代田101-1
診察時間:9:00~18:00(事前予約制)
休診日:水・日・祝
HP:https://www.mofu-spayclinic.com/
(オガワユウコ)
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