東京の島に遊びに行こう!『東京諸島 SDGs ギャラリートークショーin 東京愛らんど』に長谷川ミラさんが登壇

東京の島に遊びに行こう!『東京諸島 SDGs ギャラリートークショーin 東京愛らんど』に長谷川ミラさんが登壇

伊豆諸島や小笠原諸島など、東京の島の産業・観光推進を促進する公益財団法人 東京都島しょ振興公社が1月11日、東京・竹芝客船ターミナル内にある「アンテナショップ 東京愛らんど」にて『東京諸島 SDGs ギャラリートークショーin 東京愛らんど』を開催。東京の島々のSDGsに関する取り組みを紹介するパネル展の一環として行われたこのイベントには、東京宝島推進委員会の委員を務めるモデル・コメンテーターの長谷川ミラさんが登壇した。

八丈島の伝統衣装「黄八丈」に身を包んで登場した長谷川ミラさん。鮮やかな黄色が目を引く黄八丈は、八丈島に自生している植物を使った草木染の絹織物。八丈刈安(コブナ草)から染められる黄色、マダミ(タブノキ)の樹皮から染められる樺色、椎の木の樹皮と泥漬けで染められる黒色の3色を基調とする黄八丈は、孫の代まで色褪せないといわれる鮮やかな発色が特徴で、まさにこのトークショーのテーマであるサステナブルな着物。

東京出身の長谷川さんは、これまで小学生の時と中学生の時の2回、大島に行ったことがあるという。「子供心に海を越えるには飛行機に乗らなきゃいけないっていう意識があるじゃないですか。でも浜松町駅から歩いてこの竹芝に来て船に乗って、というのが衝撃的な記憶として残ってます」と当時を振り返った。そんな長谷川さんが、いま行きたいのが新島。「白浜でダッシュしたい!」と願望を教えてくれた。

ステージには大島の「あんこ衣装」、新島の「大踊」衣装、神津島の能作業着(左から)も展示された。ちなみに新島の「大踊」衣装がなぜ顔を隠す作りになっているかというと、江戸時代初期から流刑地としての歴史がある新島では、流人が踊るから顔を隠すようになったという説が有力なのだとか。

東京に属しているとはいえ、気候も歴史的背景も違う東京諸島11島。でもわざわざ飛行機にならなくても、竹芝から船で気軽に行けるので、ぜひ行ってみてはいかがだろう。これからの時期は、ちょうど今月末から3月末まで大島で「伊豆大島椿まつり」が開催されるのでオススメだ。

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