ロック界のドラマーたちが主役の映画『COUNT ME IN 魂のリズム』公開決定

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ロック界のドラマーたちが主役の映画『COUNT ME IN 魂のリズム』公開決定

ロック界の最高のドラマーたちに焦点を当てた音楽ドキュメンタリー『COUNT ME IN』(原題)が邦題『COUNT ME IN 魂のリズム』として、2024年3月15日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷・新宿シネマカリテほか全国公開が決定した。

本作では、鍋やフライパンまでありとあらゆるものを叩きながら過ごした子ども時代から、世界中のスタジアムで旋風を巻き起こすようになるまでの道のりを辿り、クライマックスへ向けた特別なセッションへの道のりを軸に、錚々たるドラマーの面々がドラムの歴史、自身のキャリア、音楽やドラムそのものについて語る、貴重なインタビューが交錯しながら自然とドラムへの理解が深められてゆく。全編に渡ってドラムへの愛が溢れた作品でありながら、ドラムに関する専門的な知識は不要で、すべての音楽ファンに向けたドキュメンタリー映画となっている。

子どもたちが初めてドラム・セットを手にした際の喜びを爆発させる瞬間を筆頭に、リラックスして楽しめる作品でありながら、ニコ・マクブレイン(アイアン・メイデン)、スチュワート・コープランド(ポリス)、シンディ・ブラックマン(サンタナ / レニー・クラヴィッツ)、チャド・スミス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、テイラー・ホーキンス(フー・ファイターズ)、ロジャー・テイラー(クイーン)、ジム・ケルトナー(トラヴェリンク・ウィルベリーズ / エリック・クラプトン / ライ・クーダー)、イアン・ペイス(ディープ・パープル)といった超一流ドラマーに留まらず、ベン・サッチャー(ロイヤル・ブラッド)や、エミリー・ドーラン・デイヴィス(ザ・ダークネス / ブライアン・フェリー)などの若い世代のドラマー、さらにはロス・ガーフィールドのようなドラムに関するスペシャリストにもスポットが当てられ、玄人を唸らせる深みも兼ね備えている。

現代ドラム文化の本拠地たる米国と、ビートルズ、ローリング・ストーンズザ・フーレッド・ツェッペリンといった偉大なバンドを産み、お互いに影響を与えながら音楽文化を発展させてきた英国。伝説的なジャズ・ドラマーたちが現代のドラマーと音楽に対して与えてきた影響を解説しながら、それらのレガシーをロックへ持ち込んだジンジャー・ベイカーの功績を讃え、トッパー・ヒードンやラット・スキャビーズといった伝説的なパンク・バンドのドラマーをフィーチャーするなど、英国制作ならではの視点が光る。

公開されたポスタービジュアルでも、ドラム・セットにスポットが当てられ、ドラマーの目線でライブ会場を見渡すようなデザインとなっており、「叩け!刻め!人生を!」というキャッチコピーと相まって、思わずスティックを手に取りたくなるようなポスターとなっている。

映画情報

『COUNT ME IN 魂のリズム』
監督 : マーク・ロー
出演 : シンディ・ブラックマン、ニコ・マクブレイン、イアン・ペイス、チャド・スミス、ロジャー・テイラー
2021年 / イギリス / 英語 / 85分 / カラー / 5.1ch
原題 : COUNT ME IN / 配給 : ショウゲート
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