どぶろく文化を再解釈した新スタイルのサケ「DB-69」誕生!第1弾はサイダリーとコラボ
大阪西成のクラフトビールメーカー「Derailleur Brew Works」は、古来から伝わるどぶろくの製法を再解釈した新たなスタイルのサケ「DB-69」を開発した。税務区分上は発泡酒。
第1弾となる「DB-69 Paragraph oK(a) 2023」2,470円(税込)は、秋田県横手町のサイダリー「OK,ADAM」とのコラボレーション作品。米、りんご、ビールの三位融合体である新たなサケが誕生した。
どぶろく文化を再解釈した新感覚のお酒
「OK,ADAM」は、秋田県横手産のりんごやホップを使用した独創的なハードサイダーを醸造している、国内ハードサイダー業界では異彩を放つ存在である。
ハードサイダーを専門とする「OK,ADAM」と、クラフトビールを醸造している「Derailleur Brew Works」。それぞれの専門分野をブレンドし、あえて両者の主戦場ではない「どぶろく」を再解釈した新しいお酒「DB-69」を醸造した。
「DB-69」は、古来より伝わるどぶろく文化を再解釈した新しい酒のプロジェクト。第一弾となる「Paragraph oK(a) 2023」は、りんごとビールが、どぶろくという1つの原点で交差する新感覚の作品だ。
りんご果汁由来の甘美なアロマと清酒酵母の吟醸香が共鳴し、Nelson Sauvinホップが華やかな香りをバランス良くレイヤリング。ほのかな甘さの中に、米の旨みを強く感じる。温度変化と共に変移するアロマの多重構造を楽しめる、奥深く飲みごたえあるお酒が誕生した。
どぶろくとビールをブレンドする二種同時発酵製法
同商品は、1つのタンクでどぶろく、別のタンクでビールを醸造し、発酵後にブレンドする二種同時発酵の製法を採用。
まずは、国産米と麹、そして少量の麦芽で醪を生成。協会酵母701号で発酵させ、ふくよかな甘みを残しつつフルーティなアロマを感じるどぶろくを醸造。別のタンクでは、Nelson Sauvinホップを贅沢に使用したアルコール度数10%のダブルヘイジーIPAを醸造。二種の酒を最適な配合比率でブレンドし、最終段階で「OK,ADAM」がセレクトしたりんご果汁を投入した。使用したりんごは、ふじ、王林、紅玉の3種。甘みと酸味のバランスの最適解を生み出した。
RYO OKAMOTO氏がビジュアルデザインを製作
ブランドロゴ、ラベルデザインは、「Derailleur Brew Works」のメインアートワークを数多く手掛けるIN THE WOODSのデザイナーRYO OKAMOTO氏が担当している。
発売スケジュール
同商品の発売スケジュールは、12月22日(金)~28日(木)の期間に公式ECサイトにて先行予約受付を実施し、12月29日(金)に先行予約分を発送。一般発売は2024年1月2日(火)から開始、1月4日(木)より順次発送する。
販売は「Derailleur Brew Works」公式ECサイト、全国の酒販店、食品量販店、飲食店にて。
今後も国内外の気鋭な酒造メーカーとコラボ予定
「DB-69」プロジェクトは、新しいサケスタイルを模索し続ける「Derailleur Brew Works」が、西成のクラフトブルワリーとしてあるべき姿とは、という問いに対してのアンサーである。クラフトビールカルチャーの根底にあるナラティブやテロワールの価値感を深く尊重しながらも、「日本独自・ニシナリ独自のビアスタイル、サケスタイルを模索し続けることこそが、西成のクラフトブルワリーDerailleur Brew Worksとしての矜持である」という信念のもと「DB-69」プロジェクトが始動した。
今回の「OK,ADAM」とのコラボレーションを皮切りに、国内外の気鋭な酒造メーカーと知見を競い合わせ、年間4回のコラボレーション商品リリースを行う予定だという。
どぶろく文化を再解釈した新スタイルのサケ「DB-69」をいち早くチェックしてみては。
Derailleur Brew Works 公式ECサイト:https://derailleurbrewworks-store.com/
(佐藤 ひより)
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