黒沢清監督が“摩訶不思議な恐怖”を描く最新作『Chime』 配信プラットフォーム「Roadstead」で独占販売[ホラー通信]

黒沢清監督『Chime』ティザービジュアル

『CURE/キュア』『回路』の黒沢清監督のオリジナル脚本による最新作『Chime』(チャイム)が完成したことが発表された。同作はメディア配信プラットフォーム「Roadstead」のオリジナル作品第一弾で、2024年に同プラットフォームにて独占販売される予定だ。

「自由に作品を制作してほしい」というオーダーのもとに黒沢監督が手掛けた本作は、ホラーやサスペンスといったジャンルに属さない作品に仕上がっており、純度の高い“黒沢清らしさ”溢れる恐怖が描かれるという。主演は吉岡睦雄が務め、料理教室の講師である主人公・松岡を演じる。

黒沢清監督『Chime』

<ストーリー>
料理教室の講師として働いている松岡卓司(吉岡睦雄)。ある日、レッスン中に生徒の1人、田代一郎が「チャイムのような音で、誰かがメッセージを送ってきている」と、不思議なことを言い出す。事務員の間でも、田代は少し変わっていると言われているが、松岡は気にすることなく接していた。
しかし別の日の教室で、田代が今度は「僕の脳の半分は入れ替えられて、機械なんです」と言い出し、それを証明するために驚くべき行動に出る。田代の一件後のある日、松岡は若い女性の生徒・菱田明美を教えていた。淡々とレッスンを続ける松岡だったが、丸鶏が気持ち悪いと文句を言う明美に、彼は──。松岡の身にいったい何が起きたのか。料理教室で、松岡の自宅で、ありふれた日常に異様な恐怖がうごめき始めたのだった……。


『Chime』
監督・脚本 黒沢清 主演 吉岡睦雄
プロデューサー:川村 岬 岡本英之 田中美幸 共同プロデューサー:村山えりか
製作:Roadstead  企画:Sunborn 制作プロダクション:C&Iエンタテインメント

©2023 Roadstead

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レイナス

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