若者が危険な“憑依体験”にハマるホラー映画『トーク・トゥ・ミー』特別映像 YouTuber監督が着想源を明かす
双子の人気YouTuber、ダニー&マイケル・フィリッポウが初監督したホラー映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』(12月22日公開)より、特別映像が解禁された。
霊を自分に憑依させる危険なゲームにのめり込んでいく若者たちと、それによって起こる取り返しの付かない事態を描く本作。特別映像には、グロテスクな霊が現れる“憑依チャレンジ”のシーンや、キャスト・スタッフのインタビュー、メイキング、監督の動画配信時代の軌跡などが収められており、憑依チャレンジのアイデアの発端についても触れられている。
映像の冒頭ではキャストたちが憑依チャレンジの方法とルールについて解説し、続いて監督の二人が登場すると、彼らのチャンネル「RackaRacka(ラッカラッカ)」で発表してきたハイテンションなアクションやスプラッター作品の映像が紹介される。映画の制作は動画とはまったく異なるプロセスで行われるものの、「エネルギーは動画配信と同じ」だという。
憑依チャレンジのアイデアについて、脚本も手掛けたダニーは“近所の子たち”を観察しているときに思い浮かんだと明かす。「一人がドラッグを服用後に床でけいれんしていて、仲間は笑いながら撮影してた。印象的であると同時に怖いと感じた。ここから生まれたんだ」。ダニーがそう語るように、本作でも若者たちは危険な憑依チャレンジを行う仲間を面白がって眺めながらスマホで撮影している。プロデューサーのサマンサ・ジェニングスは、「ティーンが憑依体験でハイになる。それがゲームやスリル、感情のはけ口になり、その結果心理的に沈んでいってしまう」と、このゲームの危険性を語っている。
『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』
12/22(金)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
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