【京都府京都市】「らーめん なか澤」がオープン!「アキタカ」が管理する空き家を活用

【京都府京都市】「らーめん なか澤」がオープン!「アキタカ」が管理する空き家を活用


日本マネジメント開発研究所は、京都市・京都市近郊で空き家活用事業を行う「空き家は宝(アキタカ)」にて京都市北区の空き家を活用してもらい、「らーめん なか澤」が10月17日(火)にオープンしたことを発表。

「アキタカ」について


「アキタカ」は、京都市や京都市近郊で、空き家を借りて活用することによって空き家の持ち主に発生する様々な負担をなくす、空き家活用事業を行っている。

空き家は持ち主の問題だけでなく、子供や孫の代にも関わる重要な問題だ。更に、地域の治安を悪化させたり近隣住民への迷惑になる可能性もある。

家は今が一番価値が高く、時が経つにつれて価値を無くしていく。それに伴いリスクだけが高まるので、そのままにすることは大きな損だという。

「アキタカ」では、空き家はあるけどひとまず今はこのままで、と思わずに、まずは相談してほしいと考えている。

住居としての活用が難しい空き家をテナントとして活用


「らーめん なか澤」のオープンは、「アキタカ」での空き家活用で、初の飲食店への活用となる。

京都市外に住む空き家の所有者が「アキタカ」に、「歳のこともあり、定期的に管理をすることも難しく、リフォームをして活用することや解体するなどの費用負担も難しく、悩んでいた」という内容の問い合わせをしたという。

「アキタカ」の見解では、立地は悪くないが、活用方法によっては大幅な改修工事が必要となることが予想された。

また、住居として活用することは難しいと考え、テナントとして活用する道を模索し、今回の活用方法に至った。

「らーめん なか澤」の店長にインタビュー

21歳でラーメン屋の店長に抜擢され、ラーメンの奥深さに魅了された「らーめん なか澤」の店長である中澤さんは、やがて「ラーメンに人生をかける」と決心。富山県や東京でのラーメン店の出店サポートや店長職を経て、彼の集大成となる「らーめん なか澤」が誕生した。

そんな中澤さんが、「らーめん なか澤」オープンまでの経緯についてのインタビューに答えている。

店をオープンするにあたっての経緯や、どのような気持ちで今回の空き家物件に決めたのかという質問については、「オープンに向けての物件探しは容易ではありませんでした。北山、東洞院綾小路、東山七条、西院と、多くの店舗用テナントの紹介を受けましたが、家賃が高かったり、工事が出来なかったりとなかなかうまくいきませんでした」とコメント。

そして、「そんな、半ばあきらめかけていた時たどり着いたのが現在の物件でした。見つけた瞬間、直感で『ここだ!』と思いました。その物件は、若者が多く訪れる立命館大学の近くに位置し、コロナ後の観光客の増加も期待できる絶好のロケーションでした。好立地で賃料も高いだろうと想像していたのですが、長年の空き家だったので驚くほど安くお借りすることができました」と語っている。

これからも「アキタカ」は、「空き家と事業者を繋ぐ」ことで、積極的に応援していくという。

空き家にまつわる様々な負担をなくす「アキタカ」の活動をチェックしてみては。

「アキタカ」ホームページ:https://takara-a.com/
「らーめん なか澤」Instagram:https://www.instagram.com/ramen_nakazawa/

(yukari)

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