【栃木県旧都賀町(栃木市)】家中に広がる暮らしと鷲宮神社へ

栃木県旧都賀町(栃木市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、栃木県旧都賀町(栃木市)を写真とともに紹介する。

Vol.113/栃木県旧都賀町(栃木市)

栃木市街地を北に進み、それほど遠くない距離に旧都賀(つが)町は位置している。宮崎県の都農(つの)町と同じように、都の字を「つ」と読むパターンだ。

都賀総合支所を訪れたあと、その周辺を散策した。支所のすぐ西には東武日光線が走っており、家中駅もある。さらに、今度は東へ進んで思川の近くまで向かい、家中鷲宮神社を訪れた。

都賀総合支所と駅の近くを歩く

消防団だ

家中駅へ

遠いけれど、野生の雉だ!

鷲宮神社へ

夢たまご。手を置いた

ニワトリさんだ

家中鷲宮神社へ向かう道中、野生の雉と出会った。旅では2回目だ。雉を追って撮影している日本の写真家さんもいるので、ぼくも雉が気になって観察した。雉は飛ぶのが苦手らしく、ちょちょちょ、と走っていくのだ。確かになかなか飛ばなかった。そして、最後は飛ぶ姿もなんとか見たが、写真はうまく撮れなかった。

神社の境内には「夢たまご」と呼ばれるお守りの石があったり、手水舎にニワトリがいたり、お酉様を大切にした雰囲気だった。都賀町家中の総鎮守であり、このあたたかな雰囲気が、地元の方々にも愛され続けているのだろう。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247/

    

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