チェルシー・ウルフ、“実際に生きること”について歌った「Tunnel Lights」MV公開

チェルシー・ウルフ、“実際に生きること”について歌った「Tunnel Lights」MV公開

 チェルシー・ウルフが、2024年2月9日にリリースするニュー・アルバム『シー・リーチズ・アウト・トゥ・シー・リーチズ・アウト・トゥ・シー』からのシングル「Tunnel Lights」とそののMVを公開した。

 チェルシーは、「“Tunnel Lights”は、ただ“やり過ごす”のではなく、実際に生きることについて歌っています。暗闇の中でぐずぐずしていたことに目覚め、トンネルの洞窟から導いてくれる光に向かって一歩を踏み出す時が来たということを表現しています」とコメントしている。

 先行シングル「Whispers in the Echo Chamber」に続く「Tunnel Lights」のミュージック・ビデオは、チェルシー・ウルフがジョージ・ガラルド・カッタ監督と再びコラボレーションしたもので、南米コロンビアで撮影された映像作品だ。「“Tunnel Lights”のMVは、コロンビアのパラモの神秘的な風景の中を、神秘的な卵を運ぶことで表現される、可能性、悲しみ、驚きの中を彷徨う瞑想的なものです。山そのもののエネルギーと植物にインスパイアされて作られました。ムクドリのざわめきは、感情が凍りつくのを解きほぐしてくれるガイドでもあります」とチェルシーは語っている。

 カッタ監督は、「“Tunnel Lights”は、私の国とチームへのラブレターだ。この生態系でこのようなことを成し遂げるには、偶然と努力の両方が必要だった。とてもシンプルに言えば、このビデオはチェルシーが自分自身を見つめ、手を差し伸べる姿を描いたものだ」と話している。

 濃密でミニマル、生々しく華麗、親密で広大な「Tunnel Lights」のプロダクションは、最新作『シー・リーチズ・アウト・トゥ・シー・リーチズ・アウト・トゥ・シー』全体にも通じている。TVオン・ザ・レディオのデヴィッド・シーテックがプロデュースし、ショーン・エヴェレット(シザ、ザ・ウォー・オン・ドラッグス、アラバマ・シェイクス)がミックスを手掛けたアルバムには、マルチ・インストゥルメンタリストのベン・チザム、ドラマーのジェス・ゴーリー、ギタリストのブライアン・トゥラオが参加している。

◎リリース情報
アルバム『シー・リーチズ・アウト・トゥ・シー・リーチズ・アウト・トゥ・シー』
2024/2/9 RELEASE
<トラックリスト>
1. Whispers In The Echo Chamber
2. House Of Self-Undoing
3. Everything Turns Blue
4. Tunnel Lights
5. The Liminal
6. Eyes Like Nightshade
7. Salt
8. Unseen World
9. Place In The Sun
10. Dusk

Photo: Ebru Yildiz

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