正月太りの対策キーワードは“代謝”!今から知識をつけて備えよう
気付けば2023年も12月になろうとしている。
あっという間に年の瀬になるが、お正月の時期に耳が痛いキーワードは「正月太り」だろう。
本来、基礎代謝の上がる冬は痩せやすい季節だが、食べる機会が増えるに対して運動量が減ってしまいがちでどうしても体重増加の傾向に陥りやすい。
今回は、そんな「正月太り」を出来る限り早めに解消したい人に向けて、健康検定協会の理事⻑・望⽉理恵⼦⽒のアドバイスを織り交ぜながらご紹介しよう。
そもそも、正⽉太りの体重増加の原因は、体脂肪よりも、お正⽉の塩分や糖分を多くふくむ⾷事によるむくみの発⽣から、⽔分や⽼廃物によるものが可能性として高い。
できるだけ早く、むくみを解消し、肥⼤化した脂肪細胞を元の状態にリセットすることが⼤切だ。
また、事前に代謝を上げる習慣を⾝につけておくことが吉となる。
代謝が上がると多くのエネルギーを⽣み出し、体温が上がる。
さらに代謝により余分な脂肪や⽔分を溜め込みづらくなるので、太りづらく、むくみにくい⾝体になるのだ。
代謝アップの為には運動をして筋⾁量を増やしたり、湯船などにゆっくり浸かり⾝体を温めて⾎流を良くすることが⼀般的だが、αリポ酸やビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6)といった代謝を助ける栄養素の知識を身につけよう。
αリポ酸は、体内で発⽣する活性酸素の増加を抑制し、細胞の酸化を防ぐ働きをしてくれる。
レバーや⾚⾝⾁、にんじん、ほうれん草、ブロッコリー、トマトなどの緑⻩⾊野菜からの摂取が⾒込める。
ビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6)の、ビタミンB1は糖質を燃やしてエネルギーに変えるときに必要なビタミンで、豚の⾚⾝⾁やハムなどの豚⾁加⼯品、⿂介類ではうなぎやタラコなどの動物性⾷品と、穀物や⾖などの植物性⾷品に多く含まれる。
ビタミンB2 は、三⼤栄養素全ての代謝を促進してくれる栄養素。
レバーやうなぎ、⾁、⿂、アーモンドなど幅広い⾷材に豊富に含まれる。
ビタミンB6は、ビタミンB2 と同じく、三⼤栄養素全ての代謝に関わっているが、中でもタンパク質の代謝に⼤きく関わっており、具体的には体内でリン酸化され、ピリドキサールリン酸(PLP)という補酵素としてタンパク質の代謝に関わる。
⽜、豚、鶏⾁、レバーや、マグロをはじめとした⿂の⾚⾝、ひまわりの種やピーナッツなどの種実類などがある。
食事だけでは大変という人は、+サプリなどで補うのも良いだろう。
正月太りに備えて、今から知識を付けて準備しておこう!
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