【ライヴレポート】ONF、4年ぶりの来日ファンミでFUSEに感謝「みなさんのおかげで歌うことができます」
ONFは今年韓国メンバー5人が除隊。10月4日に7枚目のミニ・アルバム『LOVE EFFECT』をリリースし、1年10ヶ月ぶりにカムバックを果たした。今年はイベントや合同コン出演で何度か来日をしているものの、単独では実に4年ぶりとなる。FUSE(ファン名)が待ちに待った来日公演から、東京公演1部の模様をレポートする。
1曲目は代表曲「Beautiful Beautiful」から盛大にスタート。曲中で「東京、お久しぶりー!」「愛してる!」などメッセージを伝えながら歌うメンバーにFUSEも全力の掛け声で反応し、一体感を高めていく。続いて日本語曲「What is a love?」をキレのあるパフォーマンスで終えると、MCを務める古家正亨が拍手に迎えられ登場した。
古家のリクエストで”ハートフルな個人挨拶”をした後、今の気持ちを聞かれるとメンバーそれぞれが「幸せ」という言葉を織り込みながらFUSEに感謝を伝えていった。最近のトピックでは「Love Effect」日本語バージョンを歌う時に改めて日本語の発音の難しさを感じたこと、北海道の名所で撮影された「Love Effect」MVでは人通りを避けるために真夜中から準備・早朝撮影という忙しさで北海道グルメも堪能できず、撮影期間中はほぼ全コンビニのおにぎりを制覇。メンバーの誰かが「もうおにぎりになっちゃうよ〜」と言ってしまうくらいにおにぎりが印象に残る撮影で「朝の顔と夜の顔が違います」と笑顔で語った。また、東京に到着した昨日は2チームに分かれて渋谷に行ったり地下鉄に乗ったエピソードを話す姿はまるで友達の話を聞いているような感覚に。話もどんどん膨らみ、落ち着いたところでやっと最初のコーナーへ。
「ONFの初○○を教えて」では、日本デビューショーケースでの一問一答を振り返ったり、日本初インタビューの答えを今でも覚えているかクイズ形式で出題していった。長所・短所から今後の目標まで、デビュー当時と同じ心を持っているのか?をテーマに、メンバーにとってもFUSEにとっても興味深い内容となった。次のコーナーは「ONFになんでも聞いちゃおー」。開場中にFUSEから募集した質問をメンバーそれぞれがBOXから引いて答えた。「FUSEの結婚式で歌ってくれるなら?」「Your Song」(MK)「海外に行く時に大事なポイントは?」「髪が傷んでいるのでシャンプー類は持参しているけど、足りなくなりそう」(ヒョジン)など、普段はなかなか聞けない質問ばかりで会場は感嘆の声に包まれた。
今月配信リリースされた「Love Effect Japanese Version」のライヴを挟み、次のコーナーは「FUSERの中からメンバーをハント!かくれんぼ大会!!」。メンバー1人が鬼となり1階の客席に紛れ込んだ残りの5人を探すという、ステージと客席の概念をなくしたファンミ―ティングならではのゲームが行われた。隠れるのも探すのも制限時間は3分で、発見orゼロだった場合は罰ゲーム。1部はWYATTが鬼となり、客席のどこかにいるはずの5人をFUSEの応援で探して探して探した結果…ひとりも見つけられずにタイム・オーバーに。FUSEからの発見情報を錯綜されて唖然とするWYATTの表情に会場中が大爆笑し、隠れたメンバーはFUSEから小物を借りて変装したり、物がけに隠れたりと夢のようなかくれんぼだった。
ここでふたたびライヴへ。「この曲を聴くと僕の自己紹介が思い浮かぶと思います。」というMKの言葉から、6人が横並びになりスタンドマイクで米津玄師の「Lemon」を熱唱。歌い終えるとメンバーひとりずつ今日の感想を伝えた。
MK「忙しい、寒いにも関わらずきてくださってありがとうございます。次はコンサートをしたいと思います。皆さんをみて幸せです。」
U「本当にあらためて日本にきて思うのは、待っていてくれたんだな、というのをすごく感じた日でした。」
E-TION「日本でファンミができる理由は、みなさんの応援のおかげだと思います。ずっとこれからも応援してください。」
HYOJIN「今日もみなさんのおかげで舞台の上で幸せでした。みなさんのおかげで歌うことができます。今後ともずっと応援してください、がんばります!そして2階のFUSEのみなさんも本当にありがとうございます。あとはもっと大きい場所で、ひとりずつと挨拶したいです!」
J-US「ずっとまっていてくださってありがとうございます。いい思い出を一緒につくりましょう。FUSEがいて僕たちが踊ることができます、ありがとうございます。」
WYATT「ファンのみなさんが本当にかっこいいです。ONFがかっこいいです。ありがとうございます。」
そして本編ラストはやはりライヴで。最新作から「Be Here Now」で大合唱、「Dam Dam Di Ram」は剛柔自在なパフォーマンスで魅了してステージを後にした。
アンコールはこれからの季節にぴったりな日本語曲「24時間 -Japanese Ver.-」をしっとりと感情を込めて歌い上げ、ずっと待ってくれたFUSEに想いを伝えた。「今日は楽しかったですかー!また日本、そして東京でコンサートできる日をもっともっとがんばります!」と約束して、4年ぶりのファンミーティングが終了した。
2023年、空白期を経てK-POP界に颯爽と戻ってきたONF。新しいスタートを告げるミニ・アルバムで愛の風を吹かせた彼らはもう止まることはない。2024年はどんなスタイルでK-POP界、そしてFUSEの心を掴んでくるのか、今から待ち遠しくなってくるファンミーティングだった。
フォトギャラリー
フォトギャラリーはこちらからご覧いただけます
*写真は1部+2部
ONF JAPAN FANMEETING [Be Here Now]セットリスト
<1部>
M1 Beautiful Beautiful
M2 What is a love?
コーナー① MC挨拶+メンバー挨拶&紹介+近況トーク
コーナー②
M3 Love Effect -Japanese Ver.-
コーナー③ FUSEの中からメンバーをハント!かくれんぼ大会!!]
M4 Lemon
エンディングコメント
M5 Be Here Now
M6 Dam Dam Di Ram
アンコール
M7 24時間 -Japanese Ver.-
<2部>
M1 Beautiful Beautiful
M2 What is a love?
コーナー① MC挨拶+メンバー挨拶&紹介+近況トーク
コーナー②
M3 Love Effect -Japanese Ver.-
コーナー③ FUSEの中からメンバーをハント!かくれんぼ大会!!
M4 Lemon
エンディングコメント
M5 Moscow Moscow
M6 Goosebumps
アンコール
M7 Be Here Now
イベント情報
ONF JAPAN FANMEETING [Be Here Now]
2023年11月24日(金)
大阪:Zepp Namba(OSAKA)
2023年11月26日(日)
東京:Zepp Haneda(TOKYO)
リリース情報
「LOVE EFFECT (Japanese Version)」
https://ototoy.jp/_/default/p/1879265
[header;]
『LOVE EFFECT』
https://ototoy.jp/_/default/p/1822599
アーティスト情報
日本HP https://onf-official.jp/
日本X https://twitter.com/ONFofficial_JP
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