ゆうさり、冬の朝がテーマの新曲「朝の清冽」本日配信開始&MV公開
アンビエントかつインディーロックのメッセージ性も兼ね備えたベットルームSSW・
ゆうさりは、2002年生まれ、新川莉子によるソロプロジェクト。作詞作曲、演奏、歌唱、録音を自室にてみずから行うスタイルで音源を制作している。
そんな彼女の新曲”朝の清冽”は、洗練され無駄を削ぎ落した浮遊感あるサウンドと、揺らめきながら凛とした歌声はそのままに、澄み渡り精悍な冬の朝をテーマにした今作は、聴くものへの心の揺らぎやそこから生まれる意思の共鳴をより意識した楽曲となっている。
また、ゆうさりは今作以降の3か月連続リリースも発表、年末にかけてライヴも続く予定だ。詳細はオフィシャルまで。
セルフライナーノーツ
冬の朝の、仄暗い僅かな時間によせて。夏よりうすく、ななめで、冷たく澄んだ空気の形、日光の角度、その経過。夜明けのにおい。みたものがつくるこころのうごきと、こころのうごきがみせるものが流れ合っていること。体の中を鉱物のように、体の外を水のように形作るということ。そのようなことを考えながら、はじめに歌詞を書きました。
クラシックギターのフレーズができて、歌をのせて。そして私の中ではうんと音を増やして、歌詞の外側にある景色への感覚を、歌をくるむように録音しました。
これまでの作品「由来」「芽」のほとんどを、ギターと歌に少しのエフェクトで制作してきましたが、Predawn-The Gaze、Clairo-Sling、Leith Ross-To Learn, Moreや、Phoebe Bridgers、Gia Margaret、Pascal Pinon、JFDR……と好きな音楽を自分に蓄えていくなかで、静かだけれど豊かな作品へのあこがれがとても強くなりました。
作詞曲、編曲や録音すべてに通底した、静かだけれど無口ではない、誠実な寡黙さと表現したくなるようなものに勇気づけられました。自分の内側や外側のことに、よい気持ちになったり憂鬱になったりする間、ただそこに美しく在ってくれるというような佇まい、距離感も魅力でした。
もっと相手の目に話しかけたい、というような気持ちで、また、この景色を知ってるよと言ってもらいたい気持ちで、また、もうすこし色々な人が触れてくれますように、などと考えながら、制作をはじめました。
ゆうさり
リリース情報
ゆうさり デジタルシングル
「朝の清冽」
2023年11月22日(水)配信リリース
OTOTOY配信URL : https://ototoy.jp/_/default/p/1866612
アーティスト情報
・ゆうさり リンクツリー
https://linktr.ee/yuusarimusic
・X(Twitter)
https://twitter.com/yuusarimusic
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