食堂「福しん」だと思ったら「新しん」だった件→ 実際に行ってみた件→ 看板も似ている件→ マジか

おいしくて安い食堂『福しん』で食べたことがある人、けっこういるかと思います。とくにウンパイロウは絶品ですよね。その『福しん』に酷似した『新しん』という食堂があることをご存じでしょうか。

『福しん』と『新しん』すごくイイです

実際に『新しん』(埼玉県蕨市中央1-3-13)に行ってみました。看板の文字も色も『福しん』に酷似しています。ここまで似ていると「マジか」「大丈夫なの?」と思う人もいるかもしれませんが、問題ナシ。『福しん』から正式に暖簾分けされたお店が『新しん』なのです。つまり似ているのはインスパイアやリスペクトや愛ともいえます。

ついでに半チャーハンも食べる

店内に入ると、優しいおじさんとお姉さんが迎えてくれました。手書きのメニューがイイ感じにノスタルジー感があって良きです。あまりにも手書きのメニューと料理の絵が気に入ったので、「新・埼玉肉ラーメン」をオーダー。ついでに半チャーハンも食べることにしました。

なんかこの、手描きのラーメンとか料理のイラストが実に良いです。正直、上手ではありませんが、だからといってテキトーに書いている風でもないです。頑張って描いてこれなのでしょう。たまらんです。むしろ上手なイラストより美味しそうです。

ちなみに、新・埼玉肉ラーメンとスタミナ丼のイラストが、コピペでもないのに、中身が同じです。丼だけが違うように見えます。

食べていて心地よい食感が続きます

やってきた新・埼玉肉ラーメンは、スライス豚肉がドドーンとラーメンに盛られています。わかりすくて豪快なフォルム。いいぞ。さっそく食べましたが、やっぱり『福しん』の暖簾分けなだけはあり、麺がウマイ! 食べていて心地よい食感が続きます。スープはやや甘めで、テイストはあっさり。

ラーメンをズズッとすすって食べていると、『新しん』なのに『福しん』にいるかのような気持ちになります。味覚を訪れるテイストから『福しん』のスッと包み込んでくれるかのような優しさが感じられるのです。『福しん』の系譜、いいぞ。

チャーハンを新・埼玉肉ラーメンのスープに浸して食べる

そしてチャーハンも食べます。マジか。チャーハンからも『福しん』っぽさが炸裂。そしてなんだか芳醇な薫りがします。マッタリとしていて、爽やかながらもディープなコク。これはウマイです。そしてレンゲにのせたチャーハンを新・埼玉肉ラーメンのスープに浸して食べます。たまらないうまさ。いいぞ。

こういうのでいいんだよ

奇抜さじゃあない。斬新さでもない。「こういうのでいいんだよ、こういうので」がそこにある。間違いないおいしさと満足感がそこにある。それが『福しん』と『新しん』の良さなのではないでしょうか。でも、『福しん』の謎の青いドリンクは奇抜で斬新だけど最高です!


(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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