AIで揺れ防止、水中の濁りを自動補正。暗い水中でも活躍する産業用水中ドローン「FIFISH E-GO」発売
水の中を潜水・潜航して移動しながら撮影できる無人機「水中ドローン」。水中撮影、水産業、点検、マリンレジャーなど“水”に関わるさまざまな分野で活用が進んでいる。
そんななか、高耐久性と繊細な操作を実現する新たな産業用水中ドローン「FIFISH E-GO」が発売された。
大型センサーカメラ搭載で高解像度撮影
「FIFISH E-GO」は、中国の水中ドローンメーカーQYSEA社の新製品。高い耐久性を備え、新しい金属製ウィングの高速モーターによる繊細な操作を実現する産業用水中ドローンだ。さらに、暗い水中もしっかり照らす最大10,000ルーメンの非常に明るいLEDライトや、AIによる映像補正や小さいゴミなどの自動除去機能でクリアで美しい映像撮影が行える。
水中ドローンのコアを守る高耐久マテリアル
「FIFISH E-GO」のブレーンである精密機械を擁するコアタンクは、60μmの硬質アルマイト処理を施した耐圧性、耐腐食性、耐結晶性に優れた素材でできており、高い耐久性で水中ドローンを守る。モーター系、ビデオ系、照明系、バッテリー系の各モジュールは付け外ししやすいモジュール設計であり、使用後の掃除やメンテナンスが簡単だ。
水中での卓越した運動性能を誇るシュモクザメをインスピレーションに設計したボディは、流体力学を取り入れた流線型。推進や細やかな操作など、水中ドローンの性能をより高く発揮する。水中で使うからこそ求められる、耐久性とメンテナンス性を備えた「FIFISH E-GO」。今後水産業や水中点検などのさまざまなシーンで活躍するだろう。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000708.000032645.html
「FIFISH E-GO」製品ページ:https://www.cfd.co.jp/biz/product/detail/fifish-e-go-standard.html
(文・Haruka Isobe)
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。