【駅弁レビュー】レトロ&デリシャス! 江ノ電のタンコロ弁当で味わう鎌倉の風景
「タンコロ」は、江ノ島電気鉄道(江ノ電)100形のうち、原形を比較的保持していた最後の2両の愛称である。これらの2両は、連結して運行することができなかったことため、「単行」と、その形状が丸くてコロコロしていたことから、「タンコロ」と呼ばれるようになった。今回ご紹介するのは、陶器製の器を使用した『江ノ電タンコロ』(価格 税込1,680円)。早速食べたレビューをしていこう!
レトロなデザインや歴史的価値が評価
1929年から製造が始まり、第二次世界大戦後も多くの改造を受けて運行されてきたが、その中でも107号と108号は比較的原形を保持している。これらの車両は、そのレトロなデザインや歴史的価値が評価され、特に愛されているのである。
その時代背景や技術、デザインなどから、多くの鉄道ファンから注目されている。江ノ電自体も、東京近郊の観光地として知られる場所を結ぶ重要な交通手段であり、その歴史や車両は地元文化にも深く根ざしているのである。
前と後ろで行く先の表示が異なる凝りようだ。それではさっそく食べたレビューをしていこう!
江ノ電の緑をイメージしたという茶飯の上に具材がびっしり!
まず蓋を開けると、ベールに包まれた車両らしき物体が現れる。
「江ノ電タンコロ」の車両が出現。
江ノ電の緑をイメージしたという茶飯の上の中央に陣取るのは、大きな真あじのフライだ。
左右には、負けじと存在感を示す豚バラ肉と玉子焼きが添えられている。
真アジのフライは食べ応え抜群で、冷めていても非常に美味しく、駅弁の具に適している。
豚バラ肉は、程よい脂身と肉厚で食感が楽しめる。塩気も丁度良く、米が進む!
玉子焼きの甘さと、ゴボウの醤油漬けがアクセントになっている。しらすが乗った国産米の茶飯は、もちもちとした食感だ。
食べた後は、小物入れやインテリアとして使うのも◎
「江ノ電弁当 タンコロ」は、江ノ電を形にしたおしゃれな陶器。食べた後は、小物入れやインテリアとしても使えるため、観光のお土産にぴったりだ。駅弁としてもボリューム満点で、鉄道ファンのみならず、大満足の一品に仕上がっている。ぜひ一度、ご賞味あれ!
購入は、江の島電鉄「鎌倉駅」、JR「鎌倉駅」にて。
その他、オンラインショップでも購入可能だ。
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