都民が“東京の農業”を体験、地元・東京の魅力を再発見する「多摩グリーンツーリズム」開催

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東京都は10月14日(土)、農業体験や地産食材の試食を通じて、東京の「農業」の魅力を楽しみながら体感する「多摩グリーンツーリズム」を立川市で実施しました。

同イベントは、都民が地元・東京の「いいところ」をあらためて感じ、新しい魅力を一緒に生み出していく参加型キャンペーン「あしたの東京プロジェクト」の第1弾として開催されたもの。

総勢561組1240名の応募者の中から選ばれた36名の参加者が、東京で伝統的に生産されてきた“江戸東京野菜”を中心に今なお数多くの農産物が生産されている多摩地域を訪れました。

都内の農園で生産者と交流

開会式後、立川市の農園にてラディッシュ、小松菜、トマトの収穫や、サニーレタスの苗付けを体験した参加者たち。

その後は、江戸東京野菜としても有名な立川市の名産品であるウドの農園を見学。

昼食には市内産の豚肉「柔豚(やわらとん)」やブロッコリー、小松菜など立川市産の食材を使用した料理を楽しみ、地元生産者と交流しながら都市農業の魅力やその難しさ、後継者不足など都市農業の課題等を学びました。

東京の魅力を再発見する機会に

後半には、多摩地域で廃棄予定のペットボトルを再利用したランタンワークショップに参加。ツアーの中で感じた多摩や東京の魅力を思い思いにランタンに描きます。

最後に、市の農産品等を扱う販売所を見学し、農園で採れた作物がどのような形で消費者の手に渡っているのかを学び、約6時間にわたる濃密なプログラムが終了しました。

イベント参加者からは、「都内にこれほど農業が盛んな場所があるとは知らなかった」「静かで自然が多いという、東京の意外な魅力を知ることができた」といった声が聞かれ、都民にとっても実は意外と知られていない地元の魅力を再発見する機会となったようです。

今後もイベントを予定

昨年度に引き続き実施している参加型キャンペーン「あしたの東京プロジェクト」は、今回の「多摩グリーンツーリズム」を皮切りに、神津島で星空観察やトレッキングを含む2日間のツアーを楽しむ「東京島ネイチャーツーリズム」(12月)、新宿でランタンセレモニー等を実施する「東京ランタンセレモニー」(12月以降)を開催予定。

実施内容や参加方法等の詳細は東京都の公式サイトをチェックしてみてください。

「あしたの東京プロジェクト」:
https://tokyo-tomorrow-project-2023.tokyotokyo.jp/

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