ケンカの元?男女で受け取り方が違う3つの言葉
カップルも夫婦も、いつも仲良しでいられたらいいのですが、なかなかそうもいきません。ささいなことから口論になったり言い合いになったりでイライラしたり、ぎすぎすしたりといったことはどんなカップルでも起こりえること。
ただ、知っておくべきは、こうしたいさかいの多くは「言葉のちょっとしたとらえ方の違い」から起こるということ。同じ言葉でも男性と女性ではとらえ方が違うことがしばしばあるのです。
■「期待しない」に込められた二つの意味
たとえば「期待」という言葉。
男性が女性に「毎日手の込んだ料理なんて、期待してないよ」という時、大抵の場合は「大変だったらもっと手を抜いていいよ」という意味ですが、女性は「期待していないよ」と言われると「下手だからやらなくていい」と突き放されているように感じることが多いそう。だから、女性に「期待しない」という時は、他の言葉に言い換えるのがベターです。
逆に、女性が「期待しない」という場合は、相手の奮起を期待していることが多いようです。男性は「あ、期待にこたえなくていいんだ。ラッキー!」など早合点せずに、言葉の真意を確認するようにしましょう。
■女性の「大丈夫だから」を鵜呑みにしてはいけない
男性の言う「大丈夫」は、本当に大丈夫なので放置しても大丈夫。むしろあれこれと口を出すと気分を害してしまったりします。ただ、体調に関しては「大丈夫だ」と思い込みたいだけというケースがあるので、本人が「大丈夫」と言っても病院に連れていくのが正解の場合もあります。
注意が必要なのは女性の「大丈夫」。本当は助けてほしいのにプライドが邪魔して頼めないケースがあります。本当に助けがいらない、何もしてほしくないときは、女性はもっとはっきりと拒絶します。
■「好きにすれば」は額面通り受け取って大丈夫?
「好きにすれば」もまた要注意な言葉です。
男性がこれをいう時は、単純に「自由にしていいよ」の意味。あきれたり、あきらめ気味の時もありますが、そこまで悪意はなく「見捨てる」という意味もありません。
女性の「好きにすれば」は「自由にしていいけど、あとでどうなっても知らないよ」という、かなり否定的な意味合いを含むことが多いようです。ちょっとした脅しの意味でも使われます。すねている時に言いがちなワードです。少なくとも本音では「自由にしていいよ」とは思っていないので、相手は根気強く本音を聞くことが大切になります。
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ここで紹介したのは、日常でよく使う一方で、受け取り方の違いでイライラのもとになる言葉。『だからモメる!これで解決!男女の会話答え合わせ辞典』(男女のすれ違い検証委員会著、ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)にはこんな言葉の数々を紹介し、正しい解釈の仕方を教えてくれます。
ケンカするほど仲がいい、といいますが、する必要のない口論はしないにこしたことはありません。本書はパートナーと仲良しな毎日を送る手助けをしてくれるはずです。
(新刊JP編集部)
ウェブサイト: http://www.sinkan.jp/
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