共演者が語る“座長”ぶり MCU歴15年を誇るサミュエル・L.ジャクソンのスマートな立ち振る舞いとは
世界中に衝撃と感動を巻き起こした『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)をはじめ、破格のメガヒット超大作によって次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオが新たに贈る最新ドラマシリーズ『シークレット・インベージョン』がディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)で独占配信中。
本作は、“アベンジャーズの創設者”ニック・フューリー(演:サミュエル・L.ジャクソン)が、あらゆる人物に“擬態”できる能力を持つスクラル人の“シークレット・インベージョン(見えざる地球侵略計画)”の阻止に挑む、“リアル”なサスペンス・スリラー。
本作でMCU初参戦となるエミリア・クラークが「私たちは皆撮影を楽しんだ。現場ではサムがもたらすエネルギーがあった」と語るように、撮影現場ではサミュエルの座長ぶりが光っていたという。サミュエルは「物語に入り込む上で、僕と同じくらいみんなにも楽しんでもらいたい」と語り、演技しやすい環境づくりにこだわっていたことを明かしています。
フューリーがアイアンマンやキャプテン・アメリカらを導いてアベンジャーズを結成したのは、地球外からの侵略を阻止するため。しかし、この最強チームが表舞台から消えた時、“シークレット・インベージョン”が訪れる…。実力派が集結した本作ですが、現場ではMCU 第一作目『アイアンマン』(08)からフューリー役を務めてきたサミュエルが、名優たちの演技をより引き出すべく現場の雰囲気を作り上げていたという。サミュエルは「僕は、撮影現場での自分のやるべきことが分かっています。現場に来て、セリフを覚え、カメラに合わせて自分の立ち位置に立つだけでなく、他の役者さんたちが反応しやすい演技を提供するように心がけている。物語に入り込む上で、僕と同じくらいみんなにも楽しんでもらいたい。それが、僕が期待することだよ」とポリシーを打ち明けます。
そんなサミュエルによる現場作りのおかげで、MCU 初参戦のオリヴィア・コールマンものびのびと演技ができた様子。『女王陛下のお気に入り』でアカデミー主演女優賞受賞歴を誇る名優オリヴィアは、「MCU での初めての撮影に緊張していたのですが、彼はとても素敵な人でした。彼も私もマッタリしているから撮影現場でも相性が良かったのだと思うし、仲良くなれた。そして一緒に仕事をすることが楽しみで仕方がなかったから、そのプロセスを楽しむことができたと思うわ」と振り返ります。
百戦錬磨の名優さえも緊張していたことを打ち明け、サミュエルのサポートを賞賛した。その甲斐あってか、オリヴィアは本作でイギリスのMI6 エージェントのソーニャを演じており、捜査のためなら激しい拷問も厭わない冷徹で過激な女性を“熱演”。さらに、『キャプテン・マーベル』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に続き、フューリーの協力者側に立つスクラル人のタロスを演じたベン・メンデルソーンも「僕はサミュエルと一緒にザ・コースターズの『ポイズン・アイヴィー』を歌った。あれが一番好きな瞬間だったよ」と語っています。信頼が厚く、周りを明るくするサミュエルの立ち振る舞いのおかげで、キャストも最大限の力を発揮することができていた様子。座長ぶりが光るサミュエルのMCU初主演作品に是非注目を!
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