贅沢食いをしてこそ100%味わえる「東北産黒毛和牛すき焼き弁当」/ 駅弁@高島屋竹紫亭

高島屋内に構える老舗精肉店の駅弁「東北産黒毛和牛すき焼き弁当(1944円)」を実食レビュー!

すき焼きには生卵という概念を覆される

蓋を開けた瞬間「肉多っ!」と誰しもが思うこのビジュアル。

これ凄くないですか? 買う前に「1944円!?」と少しビビってしまう人も、これを見れば納得すること間違いなし。

切れ端がたくさん入っているのではなく、1枚1枚が大きいので存在感たっぷり。厚みがあるのに歯が必要ないレベルで柔らかく、味はいうまでもなく最高。お弁当という性質上、“冷めている”からは逃げられないはずなのに、なぜ固くならないんだ……。

というか、生卵無しですき焼きを食べるのって初めてかもしれません。今までは「すき焼きは生卵が無いとだめだろう」という“うなぎはタレが本体”的な考えでしたが、今回で改めることにしました。肉とすき焼きだれの味だけを堪能。これとっても良い。

すき焼きの人気具材ランキング上位(筆者調べ)のしらたきはシミシミ。わかってはいますが「これ、すき焼きのやつだ」と改めて感じてしまうほど“あのしらたき”になってます。

弁当の具材としては珍しい(?)お麩が入っています。濃い味だらけになりがちなので、お麩の淡白さはオアシスのよう。

にんじんが分厚くて嬉しいです。肉以外もを大事にしているのが伝わってきます。

硬めの質感と中まで味が染みた豆腐がめちゃくちゃ美味しい。つまみとしても十分に成立しているのでお酒が進みそう。

おすすめの食べ方はご飯にお肉を巻きつけるこれ。せっかくお肉がたくさん入っているので贅沢食いこそが至高です。

購入店舗:新宿タカシマヤ内「竹紫亭」(営業時間-10:30-19:30)

(執筆者: Benthoven(ベントーヴェン))

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