DXとデザイン経営で地域経済活性化。新潟市の新規事業創出プログラム「WAVE」始動
新潟市では、市内企業の長期的な競争力向上に向け、DXとデザイン経営の手法を用いて共創パートナー人材とコラボしながら、新しい価値や新規事業を生み出すプログラム「WAVE」を実施します。
同プログラムは、新たなビジネスをはじめたい市内企業とデザイナーをはじめとしたクリエイティブ人材が対象。新規事業を生み出す実践型のプログラムを通して地域におけるイノベーション推進のロールモデルとなる企業を生み出し、持続的に変革が生まれるエコシステムを構築することで新潟市の経済の活性化を目指します。
セミナー・ワークショップ・伴走支援の3部構成
同プログラムは、2023年7月27日(木)~2024年2月の約7か月間で実施。内容は、イントロダクションセミナー・実践型プログラム・伴走型支援の3部構成です。
セミナーは、DX推進やデザイン経営の有効性やトレンドをインプットし、ビジョンを研ぎ澄ませるためのもの。7月27日(木)・8月8日(火)・8月18日(金)の全3回、各回定員30名で開催します。第1回の登壇者は、フラー株式会社の代表取締役社長 山﨑将司氏。ほかにも、株式会社電通のCreative Director 笹川真氏らの登壇が決まっています。
実践型プログラムでは、市内企業とパートナー人材が共創し、新規事業創出を推進。9月~11月の期間、企業5社・共創パートナー人材10名程度を対象に全5回のワークショップを実施します。
伴走型支援は、10月~翌2月の期間、プログラム参加者が専門家による個別メンタリングサポートを受けられるというもの。着手した新規事業案をさらにブラッシュアップし、具現化するための手厚いサポートを行います。
また、TeNYのテレビ媒体・WEB媒体でも情報を発信し、プログラムを支援します。
企業5社・共創パートナー人材10名程度募集
現在、「WAVE」に参加する企業5社と共創パートナー人材10名程度を募集中です。対象企業は、原則として新潟市内に本社・主たる事業所を有する中小企業。新サービス開発や事業転換のアイデアを模索している、異なる知識や経験を持つ人達とコラボして新規事業を創出したい、といった企業を求めています。なお、1社数名程度の参加が可能。
対象となるパートナー人材は、デザイナー・マーケター・エンジニア・コピーライター・DXスキルを持っている人などです。
原則として、同市内に居住・通勤通学していることが条件。企業との共創事例を積み重ねたい人、スキルやアイデアで地域に貢献したい人、経験を積みたい学生などを求めています。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000429.000021357.html
「WAVE」特設HP:https://www.teny.co.jp/wave/
(文・Higuchi)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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