AIが英語の母音・子音を採点!発音記号の弱点を“見える化”するスピーキング採点サービス
英語スクールを運営する合同会社DDは、非構造データとして入力されるユーザーの音声をAIが音響分析してスピーキングを採点するサービス「Talk Trainer」のWeb版を2023年6月21日より無料でリリースしました。
同サービスでは、英検対策はもちろん、各英語のスピーキング対策を「気軽に・すぐに・AIに採点」してもらうことが可能。英会話に対するハードルを低くし、積極的に英会話する人材を育成します。
母音・子音に至るまでAIが細かく採点
これまでは自身のスピーキング能力を知るには、英検などの試験を受験する以外、客観的に示す指標がありませんでした。Talk Trainerでは、AIが非構造データとして入力されるユーザーの音声を音響分析して周波数や、強弱、音と音の感覚を抽出して数値化。その数値をもとに母音・子音に至るまでAIが細かく採点して客観的な英語力を可視化します。
Talk Trainerを使って発音記号の弱点を「見える化」することで、ユーザーは自身の現状を認識できるようになります。
なお、同サービスでは発音記号のほかに、英文の「正確さ・流暢さ」も100点満点で採点します。
「自分で作った英文」を採点できる
Talk Trainerでは、累計5,000人のメルマガ読者のデータをもとにジャンル分けされた「日常」「ビジネス」「旅行」「スラング」「カジュアル」「接客」「恋愛」「主張」などの英文1,100個を練習できます。
また、「自分で作った英文」を採点できる機能を実装しており、ユーザーが話したい英文を設定することで、各ユーザーの実際の使用シーンでのスピーキングを採点することが可能に。実用的な用途としても活用できます。
年内にAIと会話できる機能を実装予定
Talk Trainerでは英文の点数が蓄積されるため、ユーザーは過去の自分と比較しながら成長を実感できるでしょう。
過去、点数の低かった発音記号を意識して読むことで難しい発音に慣れるようになり、ユーザーごとの弱点の克服につながります。
合同会社DDは、年内にAIと会話できる機能を実装予定。人材育成という観点から社会に貢献し、英語学習者の要望にこたえる取り組みを続ける方針です。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000124004.html
「Talk Trainer」公式サイト:https://talktrainer001.com/
(文・Haruka Isobe)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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