JR上野駅の「セルフ駅そば自動調理販売機」で立ち食いそばを食べた結果

そばやうどんの自動販売機ってイイですよね。立ち食いそば屋とはちょっと違った、自販機のそばならではのおいしさがそこにはあります。

そばの自販機は絶滅危惧種

そばの自販機は絶滅危惧種ともいえる存在ですが、現存している自販機のなかでは、秋田県秋田市のポートタワーセリオンにあるものが有名です。

自販機のうどんが売店でも買える

自販機のそばとうどんが人気すぎて、自販機と同じものが売店で売られているほどです。

自販機の味が売店でも買える! 自販機グルメが好きな人にとって嬉しい展開。昭和時代から続く、そばとうどんの自販機グルメは、令和時代も愛され続けています。

セルフ駅そば自動調理販売機

JR上野駅では、そんなそば自販機の進化系ともいえる、最新鋭の「セルフ駅そば自動調理販売機」が稼働中です。

JR上野駅の12番線で食べられる

この「セルフ駅そば自動調理販売機」はJR上野駅の12番線にあり、改札内にいる人であれば、誰でも食べに行くことができます。

オープン記念でお安くなっている

「セルフ駅そば自動調理販売機」は現金が使えません。今回はSuicaで支払いをしました。

メニューは、たぬきそば(550円)、紅しょうが天そば(680円)、ちくわの磯辺天そば(630円)、柚子胡椒香る豚肉そば(730円)の3種類があります。2023年6月20日現在、オープン記念でお安くなっているそうです。

約90秒ほどで完成

メニューを選び、Suicaで支払いをしたら、箸とレンゲをケースから取り出して仕上がりを待ちます。約90秒ほどで完成するようです。今回はちくわの磯辺天そばをオーダーしました。

こぼすと火傷する危険性があるので注意

完成したそばが「セルフ駅そば自動調理販売機」から出てきました! めちゃくちゃ熱いので、しっかり両手で容器の端を持って運びます。フタがありますが、それでもこぼすと火傷する危険性があるので注意です。

ちくわが入ってない!?

ゆっくりとそばが入った容器を運んでカウンター席へ。フタをはがしてそばの登場。あれ? ちくわの磯辺天そばなのに、ちくわが入ってない!

……と思ったら、容器の底にちくわが沈んでいました。ホッとしましたが、ちくわは上に乗っててほしかったです。

「自販機そば」というジャンルの味

そばの味は……、ほほう、なるほど。これ自販機のそばの味。もちろん自販機によってそばの味は違いますが、自販機によくあるタイプの自販機テイストがベースにある気がします。ややモッサリとした食感。「自販機そば」というジャンルの味。悪くないです。

とても可能性を感じる自販機

汁はやや醤油の塩気が強め。でも旨味も感じられる仕上がりで問題ナシ。どちらかというと汁が主役といえるかもしれません。この汁、生卵とか温泉卵入れたら絶品だろうなあ。でも自販機だと生卵は難しいかな。

この「セルフ駅そば自動調理販売機」ですが、とても可能性を感じる自販機でした。時を重ねることで、そばもクオリティアップしていくことでしょう。良き!

ハンバーガーの自販機も駅に設置してほしい!

関係ないけど、ハンバーガーの自販機もJRの駅で設置してもらえないでしょうか!

そばとうどんの自販機も人気ですが、ハンバーガーの自販機もきっと需要あると思うのですよ。

今後の展開に期待です!


(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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