工事費用や既存設備の制約問題を解決!再生可能エネルギー100%の電力で充電
株式会社E3Mobilityがカーボンニュートラルの実現に向けて、再エネやEVの導入を検討している事業者にヒアリングしたところ、多くの事業者が太陽光発電設備やEV充電設備の工事に対して課題を感じていたといいます。
特に工事の費用や、納期、既存設備の制約に関しての悩みが多かったとのこと。
そんな中、株式会社E3Mobilityは株式会社ユタカ技研と共同で、工事レスの再エネ100%EV充電システム「E3Charger プロトタイプモデル」を開発しました。
再生可能エネルギー100%の電力でEV充電
「E3Charger プロトタイプモデル」とは、再生可能エネルギー100%の電力で電気自動車に充電するシステムです。太陽光発電装置とEV充電装置を持ち、車輪によって移動が可能です。そのため基礎工事や電気工事が不要で、既存設備の制約を一切受けることなく即時設置することができます。さらに、停電などの非常時には電源として利用するといった使い方もあるようです。
設計や組立のコストを削減!汎用フレーム採用
従来の車体フレームは、クルマのモデルごとに専用の設計や製造設備が必要です。そのため、製造台数が少ない小型モビリティでは、1台当たりの設計費用や製造費用が高くなり、このことが低価格化を目指すにあたっての課題となっていました。また、設計や製造に係る初期投資は、新たにモビリティ事業に参入する事業者にとっては負担が大きく、小型モビリティの普及の障壁になっています。
このような背景から、ユタカ技研では、次世代小型モビリティ向けの汎用フレームを開発し「E3Charger プロトタイプモデル」に提供しました。
本製品は、ユタカ技研が独自開発した簡易結合技術を用いることで、溶接などを使用せず簡単に標準部品を連結してさまざまな形状のフレームを組み立てることができ、車体の設計や組立に係る費用と時間を削減できます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000089819.html
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000121746.html
(文・我妻歩実)
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。