本田仁美インタビュー　自身がアンバサダーを務める「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」は、「なかなか遠くに行けないという方でも非日常な体験ができます！」

韓国で25万人を動員したAWA（Accidentally Wes Anderson）展、「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」が、東京・天王洲「寺田倉庫G1ビル」（品川区）にて開催中です。

映画『グランド・ブダペスト・ホテル』などで知られるアメリカの映画監督、ウェス・アンダーソンの作品に出てきそうな風景を撮影、投稿されたInstagramコミュニティAWAの中から、厳選された300点余りの写真を紹介する本展。

展覧会アンバサダーを務めるのは、AKB48でセンターを務める本田仁美さん。アンバサダー就任の感想や展覧会の魅力、おすすめポイントなどを語ってくれました！

■公式サイト：https://awa2023.jp/ [リンク]

●今回の展覧会のアンバサダー、就任の感想はいかがでしょうか？

韓国で大盛況のこの展覧会が、日本に上陸するタイミングで今回アンバサダーのお話をいただきとてもうれしく思っています。今日本でも韓国のメイクやK-POPなどがトレンドで、韓国の文化を採り入れているところもあると思うので、この展覧会も盛り上がると思っています。

●今日のお洋服もとてもフォトジェニックなお衣装ですね。

そうですね。ウェス・アンダーソン監督の映画『ムーンライズ・キングダム』の女の子の主人公をイメージしたパステルピンクのお洋服なんです。スタイリストさんがウェス・アンダーソン監督の作品を全部観ているほどの大ファンなので、こだわって衣装を選んでくださいました！

●タイトルにもある＜旅のヒント＞ですが、最近はどこか旅に行かれましたか？

（取材日の）一昨日まで韓国にいて、この展覧会の開催地だったという聖水（ソンス）に行って来ました。ソンスは、今韓国の若者たちに人気のホットプレイスなんです。もともとは工場地帯だったそうですが、それをリノベーションしてかわいいカフェを作ったり、おしゃれな街並がたくさんありました。まさにこのウェス・アンダーソンの展覧会に出てくるような場所がたくさんあるのではないかなと思いました。

●日頃、お仕事で表現活動をされていると、日常ではない場所に行くと刺激を受けますか？

わたしだけでなく、みなさん毎日忙しい日々を過ごされているなかで、旅に出ると非日常的な時間を過ごせると思うんです、旅に出たことで見て触れて、新しい感性も湧いてくるし、いろいろなきっかけも見つけられる。素敵な偶然の出会いもたくさんあるのではと思います。この展覧会は、たとえ遠くに行けない人とかでも、ここに来ただけで旅行気分を味わえる素敵な空間だなと思います。

●今、行ってみたいところはありますか？

和を感じられる落ち着いた場所が好みなので、京都がとても好きなんです。なので、国内では京都に行ってみたいですね。今回の展覧会でも京都のお猿さんがたくさんいる園の写真があって、日本にもこんなにポップな場所があるのかと思いました。普段あまり意識していなくても、中にはおしゃれな場所がたくさんあると思うので、また行ってみたいなと思いました。

海外ではヨーロッパのほうに行きたいですね。展覧会を見ていて本当に素敵な写真がたくさんあったので、「こんなところもあるんだ！」と新たな発見ができました。ぜひ30代くらいになって時間にも余裕ができたら行きたいなと思いました。もっといろいろな世界に実際に行くことによって、今後の人生がもっと豊かになると思うんです。

●ちなみにヨーロッパのどのあたりでしょうか？

パンとチーズとワインが好きなので、一番はフランスに行きたいです！　先日、広瀬すずさんがテレビでフランスを旅している番組を観て、その場の試食でチーズをいただいていたり、チーズに合うワインを何百本の中から出してもらっているのを見て、すごくあこがれました。

●30代になったら海外に飛び出したいとのことですが、そこまでの次の10年はどのように過ごしたいですか？

今までの10年間を振り返ると10代だったからできたことがたくさんありましたし、20代の今できることをたくさん考えて最近は生活しています。20代はまだまだいろいろ可能性があると思うので、まずはいろいろなことにチャレンジして、その中でたくさん失敗もすると思うんです。でも、その中で自分に合う合わないものも発見できますし、失敗しても修正もできる、当たって砕けろで、いろいろなことに挑戦して視野を広げたいです。

●一番は何に挑戦したいですか？

たくさんあります。お芝居もそうですし、今回の展覧会で改めて海外への好奇心も高まりました。自分は世界を知らな過ぎだったので、そういうところでフォトブックも撮りたいなとも思いました。最近世界に気軽に行けるようになってきたので、ピックアップしていけたらなと思います。

●今日はありがとうございました！最後に一言お願いいたします。

カラフルでポップな世界観はひとりでも多くの方に楽しんでいただきたいですし、ここを訪れたことによってなかなか遠くには忙しくて行けないという方でもリラックスして非日常な体験ができるとい思いますので、ぜひご来場いただければと思っています。

撮影：オサダコウジ

■開催概要

展覧会タイトル：「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」
会期：2023年5月26日（金）まで ※休館日なし
会場：東京・天王州 寺田倉庫G1ビル（東京都品川区東品川2-6-4）

開館時間：11時～19時 ※入館は、閉館の30分前まで
※毎週金・土曜、最終週（5月22日～25日）は、11時～20時
※状況により、会期・開館時間等が変更となる場合がございます
※本展は予約不要ですが、状況によりオンラインによる事前予約が必要となる場合がございます

入館料《税込》：一般2,000円、大学生1,500円、高校生以下1,000円
※未就学児は無料、学生券購入時は、学生証を提示していただきます（小学生は除く）
※障がい者手帳の提示で、本人と付き添いの方1名は半額（一般1,000円、大学生750円、高校生以下500円）

(執筆者: ときたたかし)