両手で持ってタイピングできるキーボード「GrabShell」とARグラス「Nreal Air」を組み合わせて「Minecraft」を遊んでみた

dotBravoが開発し、現在予約注文を受付中の変形型キーボード「GrabShell」。そのプロトタイプを手に取って試用できる体験会が5月6日と7日、東京・有楽町の体験型店舗“b8ta Tokyo – Yurakucho”で開催されました。

体験会は、サングラスタイプのARグラス「Nreal Air」とのコラボレーションにより実施。両手で持つことにより、どんな姿勢でも使えるGrabShellと、どんな姿勢でも目の前にディスプレイを表示できるNreal Airを組み合わせてPCを操作するユニークな体験ができました。

GrabShellは、背面に右手用と左手用で分割したキーボードを搭載し、前面に配置したサムスティックとトラックボール、ENTERキーやALTキーなどを使ってタイピング入力ができるキーボード。両手に持って使えるので、イスに座った状態でも立った状態でも、机に置かずにタイピングできるのが大きな特徴です。

変形する機構を搭載し、展開して机の上に置くことで分離型キーボードのように使うこともできます。

キー入力を任意にアサインして、用途や使うコンテンツに応じてカスタマイズすることが可能。通常入力とカスタマイズ入力を切り替えられる、トグルスイッチも搭載しています。

GrabShellとNreal Airの組み合わせで、「Minecraft」をプレイしてみました。WASDキーの操作はサムスティック、マウス操作をトラックボール、ホイール操作や左右のクリックをキーボードにアサインしてあります。操作感はゲームコントローラー感覚で非常に快適。トグルスイッチで通常入力に切り替えればテキスト入力できるので、PCゲームのプレイ環境として有用なのではないでしょうか。Nreal Airを組み合わせれば、座っていても立っていても、さらには寝っ転がっていても遊べるので、両者は非常に親和性が高いことが分かります。

タイピングも試してみたのですが、筆者は我流のタッチタイピングで「T」「G」「B」のキーも右手の人差し指でカバーしていることから、習得には少し時間がかかりそうです。通常のタッチタイピングができる人なら、30分程度の練習でかなり慣れてくるとのこと。習熟したスタッフさんにタイピングゲーム「寿司打」をプレイしていただき、華麗なタイピングを撮影することができました。

会場には歴代のプロトタイプが展示されていました。もともとは、エンジニアの社員さんが自分で使いたいキーボードを自作するところから開発が始まったという同製品。この夏には予約したユーザー向けに出荷を開始する予定とのこと。今後も製品を体験できるイベントの開催を検討しているそうなので、気になる方は実際に触ってみることをオススメします。

Grab Shell
https://grabshell.io/ja

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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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