「NVIDIA Jetson」シリーズに標準対応、エッジAIデバイス管理システム「SyncLect Edge AI DMS」
株式会社ヘッドウォータース(以下、ヘッドウォータース)は、エッジAIデバイス管理ソリューション「SyncLect Edge AI DMS」を発表しました。米NVIDIAのシングルボードコンピュータ「NVIDIA Jetson」シリーズに標準対応しているのが特徴です。
大量のデバイスを遠隔モニタリングで一元管理
「SyncLect Edge AI DMS」は、広域に設置した大量のデバイスを遠隔モニタリングで一元管理できるシステム。スマートストアやスマートビルディングなどを展開する企業のデバイス管理業務に対する負荷軽減と効率化を実現します。Web管理画面では、設置デバイスの詳細情報の一覧を表示可能。デバイスIDとデバイス名、設置拠点を登録すると、その他の情報はエッジデバイスから自動的に取得します。デバイスのハブとなる親デバイスと実機子デバイスの関係性も表示できるほか、遠隔地からの設置デバイスの再起動にも対応します。
またオプションとして、設置拠点や設置場所の管理、エッジAIカメラキャリブレーションなどの機能追加にも対応。サードパーティーのエッジAIモデルを埋め込むことも可能です。
「NVIDIA Jetson」について
「NVIDIA Jetson」は、NVIDIA社製の組み込み型シングルボードコンピュータ。GPU、CPU、メモリ、電源管理、高速インターフェイスなどが含まれる完全なSystem on Module (SOM)となっています。他の NVIDIAプラットフォームに使用される、AIソフトウェアやクラウドネイティブ ワークフローとの間で互換性があるのが特徴的です。AIソフトウェアやクラウドネイティブワークフローとの互換性を有しており、自律マシンを開発するために必要な電力効率の良いパフォーマンスを提供します。
ヘッドウォータース代表取締役のコメント
「SyncLect Edge AI DMS」のリリースについて、ヘッドウォータース代表取締役の篠田庸介氏は、以下のようにコメントしています。スマートストアやスマートファクトリーを中心に、小売、物流、製造、医療、介護など各方面でスマート化のニーズが高まっております。当社のクライアント層も実証実験フェーズを終え、広範囲の実装を行う段階となりました。
スマート化の推進にはエッジ側で高度な処理が必要なケースも多く、世界的にも圧倒的に高い評価を得ているエッジAIスーパーコンピューター「NVIDIA Jetson」シリーズの活用は必須となります。「SyncLect Edge AI DMS」の完成により、「NVIDIA Jetson」シリーズの活用が広範囲かつシームレスに展開できることで、各業界のスマート化を一気に推進できると期待しております。
マーケティング、ソリューション開発など、NVIDIA社と幅広く連携を進めることで、社会の進化を進めていければ幸いです。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000018045.html
(文・S.Inosita)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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