THE BOHEMIANS、ザ・マックショウらが熱演! 〈MAVERICK KITCHEN VOL.5〉レポPart.2
THE BOHEMIANS (photo by 菊池茂夫)
先日5月4日、毎年恒例となっているタワーレコード企画のロック・イヴェント〈TOWER RECORDS presents “MAVERICK KITCHEN”〉の第5弾が、東京・恵比寿LIQUIDROOMにて行われました。ここでは、計14組が登場し9時間以上に及んだ同公演のレポートPart.2をお届けします!
MOSQUITO SPIRAL (photo by 菊池茂夫)
MOSQUITO SPIRAL (photo by 菊池茂夫)
4番手として登場したのは、元GASTUNKのBAKI(ヴォーカル)やLAUGHIN’ NOSEなどのバンドで活躍したKASUGA(ギター)ら凄腕のメンバーから成るMOSQUITO SPIRAL。6月4日に発売となるニュー・アルバム『LIGHT ON SHADE』に収録される“FIGHT FOR…”や“THREE SIXTY”“AKARI”などを次々と披露し、パワフルなバンド・サウンドとBAKIの圧倒的なヴォーカルでLIQUIDROOMの空気を染め上げていきます。オーディエンスもこれに応えて盛り上がりを見せ、BAKIがフロア最前列の柵に上って歌ったラストの“SAVING GRACE”で大きな歓声が挙がりました。
THE BOHEMIANS (photo by 菊池茂夫)
そして〈MAVERICK KITCHEN VOL.5〉はいよいよ中盤に突入。ロックンロール・アイドルの道を突き進むTHE BOHEMIANSがステージに現れると、女の子たちがステージ前に殺到! 彼らはコーラス・ワークも冴える“THE ROBELETTS”やポップな“シーナ・イズ・ア・シーナ”など、英国の香り漂うキラー・チューンを連発、エンターテイメント性溢れるパフォーマンスで会場全体を魅了していきます。「昼間っからロックンロールで騒いで、ロックンロール大馬鹿野郎ですね!」と観客に声をかけた平田ぱんだ(ヴォーカル)やビートりょう(ギター)に対する黄色い声援も飛び交い、人気曲“私の家”や“That Is Rock And Roll”も披露されたライヴは、さまざまなロックンロール・クラシックスを想起させるフレーズが次々と飛び出す“ロックンロール”で締め。まさに〈ロックンロール・サーカス〉と言うべきステージでした。
SLIGHT SLAPPERS (photo by 菊池茂夫)
続くは、日本が世界に誇るパワー・ヴァイオレンスの雄、〈スラスラ〉ことSLIGHT SLAPPERS。“TELL IT LIKE IT IS”を皮切りに、バンドが次々と轟音ファスト・チューンを畳み掛けると、フロアでは激しいモッシュが発生! KUBOTA(ヴォーカル)は登場時にかけていたサングラスを客席に投げ込んだり、会場に設置されているスピーカーに登ったり、クラウド・サーフをしたりと暴れまくり、ほかのメンバーも飛んだり跳ねたりしがら超絶テクニックでカオティックながらキャッチーなショート・チューンを積み重ねます。スラスラは全出演者のなかで最多となる計11曲を演奏し、嵐のように去っていきました。
ザ・マックショウ (photo by 菊池茂夫)
次に登場したのは、革ジャン/革パン/サングラスがトレードマークのザ・マックショウ。ステージは人気曲“グリース・ミー”で幕を開け、ツイストを踊りたくなるような“赤い週末、ちょっとスウィートな“CB750”、KOZZY MACK(ギター/ヴォーカル)のシャウトと決めポーズに痺れる“ビッグママ・ヘイヘイ”など、ゴキゲンなロックンロールが次々に披露されると、客席はあっという間にダンス・フロア化! メンバーがサングラスを外して披露したラストの“恋のスピードウェイ”まで、誰もが無条件で楽しめる最高のひと時となりました。どこまでも盛り上がる〈MAVERICK KITCHEN VOL.5〉、レポートPart.3をお楽しみに!
なお、〈MAVERICK KITCHEN VOL.5〉の模様が、CS放送のフジテレビNEXTで6月15日21:00から3時間に渡ってオンエアされます。当日の熱気を追体験したい方はぜひチェックを!!
★レポートPart.4はこちらから
★レポートPart.3はこちらから
★レポートPart.1はこちらから
〈TOWER RECORDS presents “MAVERICK KITCHEN VOL.5”〉@ 東京・恵比寿LIQUIDROOM 2013.5.4 セットリスト
【MOSQUITO SPIRAL】
1. FIGHT FOR…
2. THREE SIXTY
3. AKARI
4. KISS
5. REBIRTH
6. SAVING GRACE
【THE BOHEMIANS】
1. THE ROBELETTS
2. シーナ・イズ・ア・シーナ
3. 太陽ロールバンド
4. 私の家
5. That Is Rock & Roll
6. ロックンロール
【SLIGHT SLAPPERS】
1. TELL IT LIKE IT IS
2. MOONLIGHT
3. BOREDER LINE
4. SONO KANASHIKI HITO
5. A THEORY OF CONTRADICTION
6. WE WILL TAKE BACK TOMORROW
7. A CONFLICT
8. THE ORIGIN
9. I WONT BELONG TO YOUR SIDE
10. GIVE ME LOVE AND TRUTH
11. THE OCEAN, AUGUST AND BLUE MEMORIES
【ザ・マックショウ】
1. グリース・ミー
2. 怪人二十面相
3. 赤い週末
4. CB750
5. ビッグママ・ヘイヘイ
6. グッド・オールド・ロックンロール
7. 恋のスピードウェイ
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