【今週のK-POP】H1-Key「Rose Blossom」
2022年1月にデビューした4人組ガールズ・グループ・
「Rose Blossom」は今年1月にリリースした1stミニ・アルバムのタイトル同名曲で、別題は「建物の谷間に咲いたバラ」。カムバック期間は一度もチャート100位以内にはいることはなく、すでに音楽番組出演などの活動は終了。チャートが上昇するたびに、出演番組の動画視聴数も軒並み増えている状況です。
韓国音楽チャート特有の逆走劇でも、特にこの曲が真の名曲としてこの先もっと輝くと思った理由がふたつ。ひとつめは、メディアやSNSで使用されたというきっかけがなく、単純に楽曲の良さから口コミで聴かれるようになったこと。人気バンド・DAY6のYoung Kが作詞を手がけた”どんな苦しい環境でもめげない心”をテーマに、聴きやすく口ずさみやすい曲調で幅広い層の共感を得ていると思われます。
ふたつめは、H1-Keyの歩みと重ねて映ること。「Rose Blossom」はデビュー時から続いていたスポーティーな健康美イメージから大きく路線変更をし、結果的に新しい魅力が開花。グループを変わらずに続けるためには、時代とともに変わり続けることの大切さを学んだような気がします。また、大手ではなく中小事務所からの飛躍というところも応援したくなってくるポイントです。
デビュー曲「ATHLETIC GIRL」
このタイミングで、あらためて初期曲から「Rose Blossom」を聴くとより一層深みと親しみを増すH1-Keyの1年。この先何位までチャートを逆走していくのかあたたかく見守りつつ、音楽番組への凱旋出演を心待ちにしています。
リリース情報
『H1-KEY 1st Mini Album [Rose Blossom]』
https://ototoy.jp/_/default/p/1493488
アーティスト情報

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