医師が16時間断食や月曜断食やファスティングに注意喚起「胆石症リスクになる健康に悪い食習慣」「胆石発作は出産よりも痛い」

医師の「総合内科専門医@糖尿病専門医」さんが、16時間断食、月曜断食、ファスティングなどの欠食ダイエットをしている人たちに対し注意喚起のツイートをして注目を集めている。
医師「胆石発作は出産よりも痛いといいます」
総合内科専門医@糖尿病専門医さんによると、欠食ダイエットは「胆石症のリスクになる健康に悪い食習慣」とのこと。さらに「胆石発作は出産よりも痛いといいます」とも語っており、欠食ダイエットをしている人たちにとって、とても気になる内容となっている。
<総合内科専門医@糖尿病専門医さんのTwitterコメント>
「健康診断でγ-GTP高値で初診の30代の男性。お酒はほとんど飲まないとのことで念のために腹部エコー検査をしたら胆石症でした。独身時代に朝食や昼食を抜くことがしばしばあったとのことです。16時間断食、月曜断食、ファスティングなど欠食ダイエットは胆石症のリスクになる健康に悪い食習慣です」
「16時間断食、月曜断食、ファスティングなどの欠食ダイエットは、胆石症、骨粗鬆症、脱毛症、便秘症、生理不順、早発閉経、摂食障害、糖尿病などのリスクになります。各医学学会が疾病予防に朝食からの規則的な3回食を勧めています。欠食ダイエットが健康に良いというのはニセ健康法、ニセ医学です」
「胆石発作は出産よりも痛いといいます。10人に1人が胆石持ちになり、朝食を抜くと胆石に3倍なりやすいと言われています。普段は自覚症状はありませんが、ある日、腹痛、黄疸、発熱などで発症します。急性化膿性胆管炎や急性膵炎で死亡することもあります。16時間断食、月曜断食はリスクがあります」
「日本人は10人に1人が胆石持ちになり、朝食を抜くと胆石に3倍なると言われています。朝食抜く人が4人に1人とすると、朝食食べる人は60人に4人が、朝食抜く人は60人に12人が胆石持ちになります。16時間断食、月曜断食、ファスティングなどの欠食ダイエットは60人で8人の胆石症を増やす食習慣です」
「今は学校で欠食しないように授業していますが、16時間断食、月曜断食、ファスティングなどの欠食ダイエットにだまされてしまう人は食育を受けていない高齢者か、何でも疑わずに信じてしまう人です。特殊サギにも注意してください。健康被害があったら著者、出版社、消費者センターに連絡してください」

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