質問者「味の素を否定する親に理解してもらう方法は?」→リュウジ先生の回答「無理です」

料理研究家として知られているリュウジ先生は、料理に関して悩んでいる人たちから質問を受け付け、Twitterで回答を公開しています。2023年2月25日に「味の素を否定する親に理解してもらう方法は?」という内容の質問が寄せられ、それに対するリュウジ先生の回答に注目が集まっています。

親「こんなもん使うのは料理じゃねえ」

質問者の親は味の素の使用を認めようとせず、味の素に対して「こんなもん使うのは料理じゃねえ」と言ってくるとのこと。よほど味の素に対して拒否感があることがわかります。そんな質問者に対し、リュウジさんは以下のようにコメントしています。

<質問とリュウジ先生の回答>

質問「親がコンソメやほんだし、味塩こしょう等はガンガン使うのに味の素だけは「こんなもん使うのは料理じゃねえ」と否定されてしまいます それらには味の素入ってるよ?と説明してもわかって貰えません、どうすれば理解してもらえますか?」

回答「多分もう無理です 人間は歳をとると「自分の中の常識」というものを守りたがります。自分が今まで歩んだ道が間違いだったと思いたくないからです。お気持ちはわかりますがそっとしておいてあげるのが一番、自分はそうならないようにと戒め、糧とするのが一番です」

年を重ねると思考が固定される?

味の素の良し悪しを語る以前の問題、ということでしょうか。確かに、年を重ねると思考が固定されてしまい、柔軟性を失うという話を聞くことがありますが、柔軟な考えを持った年配者もたくさんいる気はします。「人による」ともいえるかもしれません。

ただ「こんなもん使うのは料理じゃねえ」とまで言っちゃう人に理解を求めるのは難しいかも……。

「親子関係の維持」を重要視したほうが良い?

そもそも、本人が嫌だということを理解させることは難しいかもしれません。今回の味の素の話、命がかかっている話ではないと思うので、「味の素に対する理解を深めてもらう」より「親子関係の維持」を重要視したほうが良い。……のかもしれない?

今回の味の素と、それを理解しない親の話、皆さんは、どのようにお思いでしょうか。



※記事画像はフリー素材サイト『写真AC』より年配者の調理イメージ

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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