「障害者」「障がい者」どう表記するべきか? 乙武洋匡氏が言及

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皆さんは「障害者」「障碍者」「障がい者」どのような表記で文字を書いているだろうか。言葉の持つ力に考えを巡らせてみると、新しい答えが導き出せるかもしれない。

「障害者」という表記に関して言及

ブロガーのきっこ氏と、作家として知られている乙武洋匡氏が、「障害者」という表記に関して言及し、多くの人たちが注目している。

<きっこ氏と乙武洋匡氏のコメント>

「障害者」という表記に違和感を覚えて「障がい者」や「障碍者」と書くようになった人、「子供」という表記に違和感を覚えて「子ども」と書くようになった人、「言霊」を大切にしてるあたしは、こうした小さな気配りができる人たちを尊敬してる(きっこ)

「言葉を大切にする」という配慮はとても大事なことだと思いますし、その姿勢には敬意を表します。その上で、障害当事者1200名へのアンケートによると、「障がい」表記への嫌悪感を抱いている方のほうが「障害」表記への嫌悪感よりも割合として多いという結果が出たことも知っていただけると幸いです(乙武洋匡)


街でどのような表記になっているのか

どのよう表記すればよいのか? すぐに答えが出なくとも、街でどのような表記になっているのか目を向け、考えてみるとよいかもしれない。

障がい者と書かれたくない人もいる

ちなみに筆者は当初「障害者」と表記していたが、15年ほど前、「害」という言葉は適切ではないという当時の会社の方針で「障がい者」と表記していたことがあった。しかしその後、「障がい者と書かれたくない」との声が少なからずあるのを知り、現在は障害者と表記している。



(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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