ウェブカメラ『Logicool 2-MP Webcam C600h』を試してみた
ビデオチャットやウェブサービスの生放送といったストリーミング映像が隆盛の中、webカメラの種類も豊富になってきました。そんな中、今回はLogicoolから発売中の『Logicool 2-MP Webcam C600h』(以下C600h)を試してみました。
・スペック
『C600h』はセンサー解像度が200万画素のモデルです。動画のキャプチャですと最大1600×1200ピクセルまで対応、静止画キャプチャーだと専用ソフトウェアを使用することで最大で800万画素にまで対応します。レンズにはプラスチックではなくガラスレンズを採用したことで、画質の品位向上はもちろんのこと、汚れや傷に強くなっています。
・実用性とデザイン
『C600h』は、伝統的なwebカメラのデザインのひとつである球体フォルムがベースのデザインです。しかし、決して古く感じないのは、細かなラインモールドや質感への配慮がなされているためかと思われます。また、レンズシャッターの可動部分が”ロボット”的なデザインとしての統一感を引き立たせているとも言えそうです。台座部分はノートPCのモニターに挟む事も、平らな部分に置いて使うこともできるような、可動ギミックを備えています。
こうした、実用性に裏打ちされたデザインは見た目のかっこよさはもちろんのこと、使っていてストレスが少ないため、手元に置いておくことが楽しくなるものが多いです。『C600h』もそうした「正しいデザイン」の製品のひとつであると感じました。
・『ニコニコ生放送』で実際に使ってみた
現在のニコニコ生放送での画面解像度は512×384なので、数値上、本製品は一見オーバースペックに感じるかもしれません。が、対応ピクセル以上に入力画質は重要になってきます。平たく言うと「入力する画質は良いに越したことはない」ため、そうした意味でも『C600h』は合格点でした。同社の『RightLight2テクノロジー』のおかげなのか、通常の部屋の明るさであれば問題なく映るのみならず、若干暗めな状態で試してもきちんと動きや色が現れました。
今後、こうした個人向けストリーミング放送の配信スペックが上がっていき、画質が向上していってもしばらくはこのカメラで大丈夫だろうな、と思いました。さらに上の画質を追求する場合には、同社から発売中の『Qcam Pro9000』などのハイエンドモデルがおすすめです。
・気軽に使えるウェブカメラ
主要なインスタントメッセンジャー(MSNやSkypeほか)に対応しているのでそのまま使うこともできますし、『Logicool Vid』という付属ソフトでテレビ電話を始めることもできます。ステレオヘッドセット(ヘッドフォンとマイクが一体になっているもの)もついているので、テレビ電話用途としてはありがたいですね。実売価格は7000円台から8000円台が多いようです。これからwebカメラを買おうとしている方は検討してみてはいかがでしょうか。
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