[焼きキャベツの簡単レシピ]自家製アンチョビソースの作り方も

[焼きキャベツの簡単レシピ]自家製アンチョビソースの作り方も

発酵にまつわるエッセーの執筆、レシピ監修、イベント開催まで幅広く活躍する発酵マイスターの田中菜月さんに、焼きキャベツをおいしく味わうレシピを教えていただきました。ししゃもでつくる和製アンチョビもよく合います。

焼きキャベツ ぬか漬けの和製アンチョビ添え

甘みのある焼きキャベツに、ぬか床にししゃもを3日漬けておくだけでできる和製アンチョビがよく合います。

材料(2人分)

キャベツ:1/2個

ししゃものぬか漬け(※):4尾

オリーブオイル:大さじ2

ししゃものぬか漬けの作り方は、写真の下を参照してください(漬け込む時間が取れない場合は、市販のアンチョビで代用してください)。

作り方

フライパンにくし形に切ったキャベツを置き、表面に軽く焦げ目がつくくらいまで焼いて皿に盛る。

フライパンにオリーブオイルを入れ、ぬかが付いたままのししゃもを弱火で3分ほどじっくり焼く。

食べやすい大きさに切った2を1に添え、いっしょに食べる。

memo

ぬかが付いたししゃもは焦げやすいので、弱火でじっくり火を通してください。

ししゃものぬか漬けの作り方

ししゃものぬか漬けの作り方(作りやすい量)

材料はいずれも分量外。

ししゃもは、小さいサイズの方が漬かりやすいです。

<材料>

生ぬか:500g

自然塩:65g(ぬかに対して約13%)

水:500ml(ぬかと同量)

昆布:5cm四方を1枚

生野菜の皮(大根やニンジンなど):20gほど

ししゃも《※》:5匹ほど
《※》ぬか床を育て、その後2週間ほど経ってから、ししゃもを漬け込みます。

<作り方>

1. 生ぬかを保存容器に入れ、塩を加えて混ぜ、続けて水を加え混ぜる。
2. 1に昆布を加える。
3. 生野菜の皮を入れ、最初の1週間は2回混ぜながら、ぬか床を育てる。
4. 2週間目以降、ぬか床に塩を軽くまぶし、ししゃもを漬ける。
5. 3日ほど経ったらししゃもを取り出す(3日間は混ぜなくてOK)。

田中菜月

田中菜月/Natsuki Tanaka

発酵家/モデル

2011年体調を崩した時に、りんご酵母と出会う。2012年ファスティングと発酵の資格を取得。2015年発酵と藝術が融合した田中菜月発酵展「醸し醸され~春うらら~」開催。同年、発酵食のワークショップ「Natsuki’s HaCcOoo Lab」スタート。東京と名古屋をベースに発酵の根源的魅力を伝え続けている。近年では、絶滅危惧種の発酵食や常滑焼の復興活動の他、CALPIS・LEXUSなどの企業や発酵居酒屋のプロデュースも手掛けている。
ホームページInstagram

[キャベツ]栄養を逃さない料理のコツと保存法

[キャベツ]栄養を逃さない料理のコツと保存法

ビタミンCやビタミンK、葉酸などを多く含む、アブラナ科の野菜。原産はヨーロッパで、日本で広く食べられるようになったのは明治時代からです。

最終更新:2022.12.10

文・写真:田中菜月
監修:田中菜月、カゴメ

出典:
J-STAGE「へしこ(魚のぬか漬け)の成分維持と官能評価の影響」

  1. HOME
  2. グルメ
  3. [焼きキャベツの簡単レシピ]自家製アンチョビソースの作り方も
VEGEDAY powered by KAGOME

VEGEDAY powered by KAGOME

カゴメが運営する、野菜をもっと楽しんでもらえるように、もっと好きになってもらえるように、皆さんがずっと健康でいられるように、お役に立てる情報を提供するメディアです。

ウェブサイト: http://www.kagome.co.jp/vegeday/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。