ネギの大量消費!豚肉×卵で作るおかずや丼、スープの献立レシピ
1品にネギ1本を丸ごと使う、豚肉、卵を使った献立を、テレビやラジオ、健康を支えるプログラムの開発まで、雑誌などで幅広く活躍する管理栄養士の小島美和子先生に教えていただきました。どれも、さっと作れる簡単レシピです。
<メインのおかず>ネギと豚肉の豆板醤炒め
焼いたネギがトロっと甘くておいしい!豆板醤の辛みが効いてご飯がすすむ1品です。
材料(2人分)
ネギ(緑色の葉の部分も使う):1本
豚こま切れ肉:200g
油:大さじ1
<A>
醤油:大さじ1
豆板醤:小さじ1/2
酒:大さじ1
ニンニクすりおろし:小さじ1/2
粗びき黒こしょう:少々
作り方
ネギは1cmの厚さの斜め切りにする。
Aを混ぜ合わせる。
フライパンに油の半量を熱し、1を入れ、断面に少し焼き目がつくように弱めの中火で焼き、取り出す。
残りの油を足し、豚肉を炒め、色が変わったら弱火にして2を加え、混ぜる。3をもどし、強火で全体を混ぜ、調味料が全体にからんだら皿に盛り付ける。
memo
味変にオススメなのは、キムチです。豚キムチにすることで、さらにパンチのある味わいに!
<丼>ネギ塩豚丼
ネギ塩ダレがクセになる、食べごたえ抜群の1品!
材料(2人分)
<ネギ塩ダレ>
ネギ(緑色の葉の部分も使う):1本
塩:小さじ1/2
鶏ガラスープの素:小さじ1/2
レモン汁:小さじ2~3
粗びき黒こしょう:お好みで(多めがおすすめ)
ごま油:大さじ1
豚こま切れ肉:200g
油:小さじ2
<A>
ニンニクすりおろし:小さじ1/2
塩:小さじ1/6
酒:小さじ2
粗びき黒こしょう:少々
ご飯:丼2杯分
作り方
ネギはみじん切りにする。
ネギ塩ダレの材料を混ぜる。
豚肉にAを加えて混ぜ、下味を付ける。
丼にご飯を盛る。
フライパンに油を熱し、3を入れ、中火で炒め、火が通ったら4に盛り付ける。上にネギ塩ダレをかける。
memo
味変をしたくなったら、糸切り唐辛子をトッピング。なければ一味唐辛子でもOKです。
<スープ>卵とネギのスープ
卵のコクにネギの風味が合う!
材料(2人分)
ネギの青い葉の部分(※):適宜
卵:1個
メインのおかず、丼で使った青い葉の部分を少し取り分けておき、スープ用に使う。
<A>
鶏がらスープの素:小さじ1
水:300ml
酒:小さじ2
醤油:小さじ1/2
塩:小さじ1/6
水溶き片栗粉:片栗粉小さじ1/2、水小さじ1
ごま油:小さじ1/2
作り方
ネギは小口切りにする。
鍋にAを入れて火にかける。
卵を溶きほぐす。
2が煮立ってきたら、玉じゃくし(おたま)で混ぜながら水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
3の卵を箸に伝わらせながら細く流し入れ、卵が浮いてきたら1を加えて、さっと混ぜ火を止める。
最後に
ネギを使い切る献立レシピを、ぜひ取り入れてみてください。
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小島美和子/Miwako Oshima
管理栄養士/健康運動指導士/産業栄養指導者
女子栄養大学卒業後、食品会社での商品開発業務、大学病院などでの臨床栄養指導等を経て、 有限会社クオリティライフサービス設立。働く人の食生活改善保健指導プログラムなどの企画開発を行う。TV、ラジオ、雑誌への出演のほか、厚労省の特定保健指導の実践的指導者育成プログラム開発ワーキングメンバーやTHP指導者養成専門研修及び産業保健指導専門研修など、各種研修講師等も多数担当。また、健康商材・サービスの価値、訴求力を高めるコンテンツ、プロモーションのコンセプトづくりから、より効果を出すプログラムの開発まで、管理栄養士の専門性を活かした食生活の現場でQOLを高める事業を企画・展開している。
ホームページ/オフィシャルブログ /FB
[ネギ]選び方や冷蔵&冷凍保存、栄養、料理別の切り方まとめ
本来、関東では白い部分を食べる「長ネギ(根深ネギ・白ネギ)」、関西では緑の葉の部分を食べる「青ネギ(葉ネギ)」が主流ですが、現在ではどちらのネギも地域を超えて流通しています。薬味など、生で使うとネギ本来の辛味や香りが活き、焼く・煮るなどの加熱調理をすると辛味が消えてマイルドな甘みが生まれます。
最終更新:2022.12.14
文・写真:小島美和子
監修:小島美和子、カゴメ
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