Amazonのスマートスピーカー「Echo Studio」にステレオ音源を多チャンネル化する「空間オーディオ処理技術」が搭載 新色グレーシャーホワイトも発売

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Amazonは10月25日、Alexa対応スマートスピーカー「Echo Studio」のソフトウェアアップデートで「空間オーディオ処理技術」を搭載したことを発表しました。

Echo Studioは、左・右・上に向いた2.0インチミッドレンジスピーカーと前面に向いた1.0インチツイーター、下向きの低音開口部付き5.25インチウーファーの5スピーカー構成で、7つのマイクが壁面などに反射した音を拾って、最適な音響に自動調整する機能を搭載するスマートスピーカー。

本来、右耳に聞こえる音が左耳で聞こえる、あるいはその逆が起こることを阻止する「クロストークキャンセレーション」、音の指向性を高めて幅広いエリアで最適な音響を実現する「スピーカービームフォーミング」、ステレオ音源をマルチチャンネル化して各チャンネルに異なるビームフォーミングを適用するアップミキシングを組み合わせることにより、リスニング環境に合った空間オーディオ体験を作り出すことを「空間オーディオ処理技術」と呼称。Amazon Music Unlimitedで対応するDolby AtmosやSony 360 Reality Audioの空間オーディオだけでなく、一般的なステレオ音源の楽曲でも空間オーディオ同様の体験を可能にします。

また、Amazon Music Unlimitedでは新たにプレイリスト「空間オーディオ J-POP」の配信を開始。SEKAI NO OWARI『Habit』、ONE OK ROCK『Save Yourself』、Ado『うっせぇわ』などの空間オーディオ楽曲を収録します。

Echo Studioには従来のチャコールに加えて、新色グレーシャーホワイトをラインアップ。価格は2万9980円(税込)です。従来製品でも、無料のソフトウェアアップデートにより空間オーディオ処理技術に対応します。

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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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