“香りの力”で母の封じられた過去に飛び込む タイムリープ・スリラー『ファイブ・デビルズ』予告編[ホラー通信]

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“香り”と“記憶”をめぐる、フランス発のユニークなタイムリープ・スリラー『ファイブ・デビルズ』が11月18日より公開。ポスタービジュアルと予告編が解禁となった。

“ファイブ・デビルズ”という小さな村に暮らす、夫婦と一人娘の3人家族。嗅覚に不思議な力をもつ幼い娘は、こっそり母の香りを集めている。そんな彼女の家に、どこか謎めいた叔母が突然現れ、それをきっかけに少女の更なる“香りの能力”が覚醒。香りを嗅ぐことで、自分が生まれる前の母と叔母の封じられた記憶にタイムリープするようになる。やがてそれは、家族の運命を変える予期せぬ結末へと向かっていく。

予告編では、大自然に囲まれた村の美しい景色と、叔母の登場によってどこか緊張感が漂う一家、そして少女が香りを嗅いでタイムリープする様子を見ることができる。『アデル、ブルーは熱い色』のアデル・エグザルコプロスが演じる物憂げな母の表情が、作品の持つミステリアスなムードを高めている。


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監督・脚本は、初監督作『アヴァ』に続き、本作が長編二作目となるレア・ミシウス。自身も幼い頃に、香りを嗅ぎ分けて再現する訓練をしており、その経験が本作の元になっているという。さらに、「ツイン・ピークス」『シャイニング』『アス』といった作品に影響を受け、傑作スリラーへのオマージュシーンを盛り込んだ。本作は、本年度のカンヌ国際映画祭監督週間クィア・パルムに選出されている。

『ファイブ・デビルズ』
11月18日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開

監督:レア・ミシウス 『パリ13区』  
脚本:レア・ミシウス、ポール・ギローム   
出演:アデル・エグザルコプロス、サリー・ドラメ、スワラ・エマティ、ムスタファ・ムベング、ダフネ・パタキア、パトリック・ブシテー 

2021年/フランス/仏語/96分/カラー/シネスコ/5.1ch/原題:Les cinq diables/英題:The Five Devils/日本語
字幕:横井和子 配給:ロングライド
https://longride.jp/fivedevils/

©2021 F Comme Film – Trois Brigands Productions – Le Pacte – Wild Bunch International – Auvergne-Rhône- Alpes Cinéma – Division

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レイナス

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