オーガニックワインと聞くと、ちょっと贅沢なイメージが強い。そんなユーザーに、もっと手軽に楽しんでほしいという思いから、メルシャンが低価格で高品質な『メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック レッド/ホワイト』の販売を開始した。スペインの共創ワイナリーとともに創り上げたというワインは、いったいどんな味わいなのか。

 

もっと日本人にオーガニックワインを！

ワインを中心とした酒類の製造・販売を手掛けるキリングループのメルシャン（東京都）は、2022年3月に輸入ワインの新ブランド「Mercian Wines（メルシャン・ワインズ）」を立ち上げた。目的は「もっと日本のお客様に、気軽に・自由にワインを楽しんでいただくこと」だ。

 

オーガニックワイン『メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック レッド/ホワイト』（各750ml瓶・参考価格 税込792円・2022年8月30日発売）が全国発売された。

 

このメルシャン・ワインズという新ブランドは、世界のワイナリーと共創して日本人の好みに合うワインを輸入販売する目的で設立されたもので、「ラグジュアリー・コレクション」「ディスカバー」「クオリティ」の3シリーズで展開されており、今回の「メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック レッド/ホワイト」はクオリティシリーズの第1弾商品となる。

定期的にワインを飲む習慣はあるが、オーガニックワインは高品質で価格も高いため、手を出せないというミドル層（40代が中心）は多い。同社では、そういったオーガニックワインに興味があるものの、贅沢品で特別な記念日などに楽しむといった層に向け、低価格で高品質な輸入オーガニックワインを提案しているという。

なお、この「メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック レッド/ホワイト」はスペインのワイナリー・ペニンシュラとの共創で、ペニンシュラが設立した環境と地域貢献を推進する「エコエコプロジェクト」とともに作り上げられたという。

それでは、スペインのワイナリーで有機栽培されたブドウから作られた「メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック レッド/ホワイト」を試飲してみよう！

 

『メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック レッド』を飲んでみた

まずは「メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック レッド」から。グラスに注ぐと、黒に近い赤が非常に濃厚な印象。そして、果実の爽やかな香りが広がる。ブドウでありながら、クランベリーにも近いといった芳醇さだ。

ひと口含むと、口の中に果実が凝縮されたような味わいが広がる。甘さは控えめで、適度な渋みが心地いい。それでいて、後味はスッキリしており、特に肉料理に合う印象だ。

 

『メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック ホワイト』を飲んでみた

続いては「メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック ホワイト」。レッドとは対称的に、スキッとした清々しさを感じるフルーティーな香りが特徴的だ。

ひと口含むと、やわらかな酸味と果実由来のフルーティーさが鼻に抜ける。非常に飲みやすい。アルコール度数もレッドよりも抑えめの12％（レッドは13.5％）で、甘さも抑えられており、大人の女性に好まれそうな印象を受けた。後味も爽快で、魚料理との組み合わせがベストマッチだろう。

 

オーガニックワインを日常的に楽しめる！

オーガニックワインに興味はあるものの、高価で手が出しにくいと考えているミドル層にとって、日常的に楽しむことができる低価格で高品質なオーガニックワインの誕生は、酒好きの記者にとっても大歓迎だ！

なお、入手は全国の量販店などで可能だ。

 

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