行楽・運動会シーズンこそ“真空保存”! 弁当用の食材保存と作り置きが楽しくなる『フレッシュ&セーブ』を使ってみた
sponsored by ツヴィリング J.A. ヘンケルス ジャパン
運動会や行楽シーズンが到来し、外に出る機会が増えてきました。そうなると楽しみなのは、やっぱりお弁当!
けどけど、楽しみであるはずのお弁当も、早朝の準備を考えると若干の悩み。
もし、<作り置きでも鮮度が落ちづらい>としたら、どうでしょう……? そんなことが実現したら、かなり心の余裕が生まれそうですよね。
今回は、作り置きや調理そのものが楽しくなる『フレッシュ&セーブ』について紹介してみたいと思います。これ、先に言っておきますけど料理とか作り置きがめっちゃ楽しくなりますよ。
『フレッシュ&セーブ』とは
ツヴィリング J.A. ヘンケルスは、包丁を中心に高品質なキッチン用品を手掛ける、1731年創業のドイツのメーカー。同社が展開するフレッシュ&セーブは、“真空保存”のテクノロジーで食品鮮度のキープを助けてくれるキッチンアイテムなのです。
今回は『フレッシュ&セーブ スターターセット』と『ガラスコンテナ』(S、M、L)、『プラスチックコンテナ』(M)、『真空保存バッグ』を中心に、様々な使い方、機能を見ていきます。
真空保存でなぜ通常より保存期間が伸びる?
フレッシュ&セーブは真空ポンプを用いて、真空保存コンテナ(ガラス・プラスチック)や真空保存バッグの中の空気を抜いて使用します。
そもそも、真空にするとなぜ通常より鮮度が保てるのでしょうか。
これは「容器内の酸素を抜くことで、食材劣化の原因となる酸化と菌の繁殖を遅らせられる」から。さらに密閉することで乾燥を防ぎ、冷凍焼けも防ぐことができるので、食材の風味や美味しさを通常より最大5倍(※)も長く保てるようです。
※真空保存していない場合との比較
使い方
使い方は想像以上に簡単です。
基本的には、バルブと呼ばれる吸気口に真空ポンプを当てて、スイッチを押すだけ。一定の気圧まで吸気されたら、真空ポンプは自動的に止まります。
真空ポンプはMicro USB Type-Bでの充電式です。小型なので、充電しておけば持ち運びにも便利です。
コンテナタイプの場合
フタを閉めたら、フタの中心にあるバルブに真空ポンプを立ててスイッチを入れるだけ。グイグイと空気を吸い込み、自動的に止まります。
密閉されたコンテナを再び開封するには、フタについたシリコンのバルブ部分を指でズラすだけ。プシュッと音を立ててコンテナが空気を吸い込み、フタが開くようになります。
真空保存バッグの場合
密閉したい食材をバッグに入れたら、ジッパー部分をしっかり閉じます。ジッパーは同梱のクリップを使うと簡単に固定できます。
ジッパーが閉まったら、あとはバルブに真空ポンプを当てて空気を抜くだけ。
空気を抜いた後は、バルブの赤い部分をしっかり押して真空保存の完了です!
この後、食材別でも実際に使ってみた様子を解説してみたいと思います。
本当に減圧されてるの?──実験してみた
フレッシュ&セーブは容器の中の空気を吸い取ることで、鮮度が保てるという仕組みのようですが、正直、どのくらい減っているのか、──いや、そもそも本当に減圧されているのかどうか気になるところ。
コンテナタイプ
まずはiPhoneアプリの『気圧/高度計』で試してみました。
フレッシュ&セーブのガラスコンテナL(2.0リットル)に気圧計アプリを起動したiPhoneを入れて、空気を抜いてみます。空気を抜けば、コンテナの中は空気が薄くなるので、気圧に変化があるはず。通常時はおよそ1000hPa(ヘクトパスカル)のようです。
コンテナにフタをし、バルブにポンプを当ててスイッチオン! すると……
おお! 数値がどんどん下がっていきました。1000hPaあった気圧が、640~630hPaにまで下がりました。ちゃんと空気が薄くなっています。
この気圧、実際の高度に換算すると、なんと約3600~3700mに相当! これは北アルプスの最高峰・奥穂高岳(3190m)を超え、富士山(3776m)に迫る標高です!
減圧されたコンテナも、今度はバルブをずらせば、空気を吸い込んで、コンテナの中の気圧が戻っていきます。一瞬で気圧計の数値が元に戻りました。数値で見ると、よりわかりみが深い!
真空保存バッグ
今度は真空保存バッグの中に空き缶を入れて、空気を吸いだしてみます。
バッグから見る見るうちに空気が吸い出され、缶の周りにピッチリとバッグが張り付いたかと思った次の瞬間!
──なんと、空き缶がベコベコッと押しつぶされてしまいました! 思ってたのよりずっと威力がある! ペシャンコになった空き缶が、真空保存の圧力を視覚化してくれました。強えええ!
使ってみて良かったポイント
作り置きが長持ちする!
作った色々な料理や食材を保存してみたのですが、確かに今までより鮮度がキープ出来ていると実感できました。
サラダ類は素材の風味を保ったまま、ダレることなく保存できていますし、ブドウやオレンジ、ブロッコリーやゆでた海老など、素材そのものも みずみずしさをしっかり保っています。
省スペース化
これまでは買ってきた肉類のパックを、そのまま冷蔵保存していました。ただ、これだとかさばる上に空気に触れた部分から劣化していくばかり。
買ってすぐラップで包んでもいましたが、それはそれで手間がかかりますよね。その点、真空保存バッグなら、簡単にパッキングできるだけでなく鮮度も長持ち。
使いかけのベーコンも買った時のようにしまっておけますし、何より省スペースになります。こうなると無駄なくしまえるので、すごく気持ちが良いです。
少量で味しみが強い”漬け置き調理”
今回試したのは味付け玉子、塩麹漬け、鯛の昆布締めなどなど。
これまで味付け玉子はポリ袋に入れて作っていたのですが、真空保存バッグであれば余計な空気が抜けるので、浸しムラが出来ません。液漏れもしないので扱いが非常に楽でした。
また、空気を簡単に抜けるので調味料が少なくて済むというメリットもあります。塩麹、醤油麹漬けの場合も、使う麹の量はいつもの半分以下でしっかり漬けることができました。
ここで一つ注意点を。
故障の原因となるため、真空ポンプは液体を吸い込まないようにする必要があります。液体を使う場合は、あらかじめバッグに『リキッドプロテクター』を装着して、液体を吸い込まないようにしましょう。
鯛の昆布締めも、とても簡単に仕上がりました。通常、昆布締めは魚に塩を振ってから、酢や酒で湿らせた昆布でサンドします。このとき、ラップや輪ゴムを使って密着させる必要があるのですが、どうしてもスキマができがちで密着しづらい部分が出来てしまうことが多いです。しかし、真空保存バッグであれば、モノを入れてそのまま空気を抜けば秒で固定! 密着度も高いので味しみも即効です。
低温調理の仕込みがめちゃ楽
低温調理をやる人にとっても、フレッシュ&セーブは相当に便利です。
基本的に低温調理は、味付けした肉などを袋に入れて湯せんします。しかし袋に空気が少しでも入っていると、食材部分が湯せんの中になかなか沈んでくれないため、とにかく空気を抜かないといけません。水が入らないように完全に空気を抜くのが地味に面倒な作業だったりします。
しかし、バッグと真空ポンプを使えば一発で解決。密閉度も高く耐熱性能(92℃)もあるので低温調理がとにかく捗ります!
冷凍焼けしない
冷凍について回るのが、端の水分が失われてパサパサになる、いわゆる”冷凍焼け”。袋の中に少しでもスキマがあると、そこに霜が発生して素材の水分が失われるのですが、冷凍保存バッグであればその心配もありません。
また、前述したように非常にコンパクトにまとまるため、冷凍庫内のスペースを有効に活用できます。
解凍、常温への戻しが楽
お肉を美味しく焼くポイントとして知られているのは、冷たい状態のままではなく、焼く前に一度、室温に戻すこと。
真空保存バッグに入っている場合、そのまま流水に漬けることで、解凍や常温への戻しができてしまいます。スキマ無く強く密閉されているフレッシュ&セーブのバッグだからこそ、浮かばずムラなくすばやく温度を戻せました。これ、地味なようで確実に便利でしたよ!
専用アプリで管理可能
ツヴィリングのフレッシュ&セーブ用アプリを使うことで、冷凍でも冷蔵でも、つい忘れがちな保存期間を管理することができます。
コンテナやバッグ、製品それぞれに固有のQRコードがついているので、それらをアプリ経由で読み込めば管理が可能となります。「あれ、どこだったっけ」や「これ、いつのだっけ……」が激減できるのではないでしょうか。
前日に仕込んで、ピクニックに行こう
どうでしょう。フレッシュ&セーブを使うことで、作り置きが格段に簡単になったことがお分かりいただけたかと思います。
たくさんの作り置きでも、冷蔵庫の中はスッキリ。
これらでお弁当を作って、ピクニックの準備をしてみましょう。もちろん、準備は余裕のある前日のうちに!
あとは準備したコンテナをそのまま運ぶだけです。
当日は芝生の上で、開けるだけ
ピクニック当日、真空保存されたコンテナやランチボックスをレジャーシートの上で広げてみました。
久々の解放感の中で食べるお弁当は格別。
それが鮮度のいいフレッシュ&セーブであれば、なおのこと! これまでのお弁当にありがちだった、くたびれた感じは皆無です。改めて便利だなあ、と再実感!
行楽・運動会シーズンにも大活躍すること間違いなしです。
もちろん、ランチボックスは普段のお弁当でも使えるので、毎日のお弁当作りが格段に楽になります(というか、なっています!w)。
料理生活が一変する『フレッシュ&セーブ』
いかがでしたでしょうか。フレッシュ&セーブを実際に使ってみて、これまでにできなかったこと、あるいはしづらかったことが色々と変化しました。
メリットに思うところは人それぞれかと思いますが、料理好きであればフレッシュ&セーブに「グッと来る」部分が何かしらあったのではないでしょうか。
ドイツブランドの真空保存アイテム、気になった人はその直感、たぶん間違ってませんよ! ワンランク上の調理生活、楽しんでください。
ツヴィリング『フレッシュ&セーブ』公式ページ:
http://www.fresh-and-save.zwilling.jp/
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