モバイルバッテリー『Anker PowerCore Fusion 10000』を1年半使い続けた感想
皆さんは『Anker PowerCore Fusion 5000』(3590円)をご存じですか。USBコネクタが搭載されており、電源アダプターとして使用できるだけでなく、コンセントに接続していないときでもモバイルバッテリーとして使用できるスグレモノです。つまり「モバイルバッテリー」+「USB充電器」=『Anker PowerCore Fusion 5000』ということですね。
「足りない」と感じた5000mAh
でも筆者は買わなかったのですよ。バッテリー容量が5000mAhだったので、筆者にとって「足りない」と感じたのです。仕事柄、スマホ、タブレット、ときにPCの充電にも使いたいと思ったからです。
<ポイント>
バッテリー容量が5000mAhでは足りない
もっと大容量のものがほしい
ノートパソコンにも給電したい
バッテリー容量が10000mAhに増えた!
その後、バッテリー容量が10000mAhにグレードアップし、さらにUSB-Cも搭載した上位機『Anker PowerCore Fusion 10000』が発表! すぐさま買おうと思いましたが、なぜか日本未発売。このときのガッカリ感は尋常ではありませんでした。コンセントに挿してUSB充電器になり、モバイルバッテリーにもなり、大容量で、しかもPCにも給電できそうなのですから、求めていた究極のガジェットです。
ついに日本発売『Anker PowerCore Fusion 10000』
それから待つこと数か月、満を持して日本で発売された『Anker PowerCore Fusion 10000』(税込5990円)。Amazonで即行で購入。当時のAmazon購入価格は税込4790円でした。届いた『Anker PowerCore Fusion 10000』は、サイズは思ったより大きく、ズッシリと重い印象。『Anker PowerCore Fusion 5000』は約189グラムでしたが、これは約278グラム。バッテリーが倍量になったぶん、大きく重くなった感じ!?
<ポイント>
バッテリー容量は増えたが重さもサイズも増えた
値段はそんなに高額じゃない印象
欲しい最大の理由は「外出時に持ち物を減らしたい」
この『Anker PowerCore Fusion 10000』が欲しかった最大の理由は「外出時に持ち物を減らしたい」というもの。パソコンのアダプター、USB充電器、モバイルバッテリー、そのすべてがこの『Anker PowerCore Fusion 10000』ひとつあれば、パソコンのアダプター、USB充電器、モバイルバッテリーの3つを持ち歩く必要はありません! これひとつだけでOK。そういう希望を持って買ったわけです。
ノートパソコンへの出力には電力が不足かも?
購入から約1年半が経過した現在の感想としては「ノートパソコンへの出力には電力が弱すぎる」という部分以外は概ね良い! という感じです。
これはあくまで筆者の感想であり、使用感なのですが、ノートパソコンの種類によっては「給電量よりもバッテリー消費量のほうが多くなる」ためパソコンが落ちることが多々ありました。とはいえ、そもそも『Anker PowerCore Fusion 10000』のUSB-Cは最大20W出力となっています。ノートパソコン用であれば、30W~65Wに対応した超小型充電器『Anker Nano II』シリーズなどを別途購入するのが正しいのでしょう。しかし、しかし、『Anker PowerCore Fusion 10000』が機能そのままで出力が高まればこれ最高無敵ではッ!? という想像もしてしまったのも事実。
https://www.ankerjapan.com/pages/anker-nano-2
<ポイント>
ノートパソコンのリアルタイム給電には出力が弱いかも?
そもそもノートパソコンへの給電は想定していない可能性アリなので文句は言わない
バッテリーセーブなどやり方によっては問題なくノートパソコンにも給電できるかも
安心感は素晴らしいもの
もっと出力を強くしてほしい、という部分以外は概ね満足。確かに重量はズッシリと重いかもしれませんが、コンセントに挿せる「モバイルバッテリー」+「USB充電器」を持ち歩いているときの安心感は素晴らしいものです。たとえモバイルバッテリーの残量がなくなったとしても、コンセントさえあれば『Anker PowerCore Fusion 10000』に充電できるし、『Anker PowerCore Fusion 10000』を介してスマホやタブレット、ノートパソコンに給電できるわけで、かなりの安心感。
上位機が出たら少なくとも5個は買います
可能なら『Anker PowerCore Fusion 10000』のグレードアップ版として、容量を20000mAhにアップし、出力電力も強化し、さらに軽量化も目指したものに期待です。少なくとも5個は買います。そう思っている人は少なくないと思いますよ!
<ポイント>
「モバイルバッテリー」+「USB充電器」の一体化はマジ嬉しい
持ち物が減って嬉しい
さらなるパワーアップ版の発売が待ち遠しい
コンセントに挿すUSB充電器として、モバイルバッテリーとして、どちらとしても使えるAnkerのPowerCore Fusion10000はノートパソコンの充電には出力弱いが便利すぎて神。これひとつ持って外出するだけで安心できるし持ち物減らせる pic.twitter.com/osDLyRlM2r— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) August 25, 2022
※この記事に書かれているレビューはあくまで個人の感想です
※製品仕様はAnker公式サイト『Anker PowerCore Fusion 10000』より
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)
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