60年前のステレオが最新技術で生まれ変わる。パナソニック、大阪中之島美術館でレトロ家電展示

access_time create folderデジタル・IT

パナソニック株式会社 デザイン本部 FUTURE LIFE FACTORY(以下、FLF)は、大阪中之島美術館で開催される「みんなのまち 大阪の肖像」第2期において、特別展示「レトロ家電ハックプロジェクト リミックス(以下、リミックス)」を出展します。

色を音に変えるステレオ

「リミックス」では、すでにその役割を終えた歴史的製品いわゆる“レトロ家電”に現代のテクノロジーをかけ合わせ、アップデートした製品を展示。今回ベースとなったのは、レコードプレイヤー部分が失われた“スーパーフォニックステレオHE-3000”(1962年発売)です。

FLFは、なくなったレコード針のかわりにカラーセンサーを搭載。レコード盤に見立てたシートに色を塗りセンサーで読み込むと、色が音に変わりスピーカーから流れるという仕組みです。

色に音階を割り当て思い通りのメロディを奏でることも、自由な絵(色)で予想不可能な音楽を奏でることもできるといいます。

音楽を流せるワークショップも

「リミックス」は、8月6日(土)~28日(日)の期間で展示予定です。

期間中の20日(土)・21日(日)には、アップデートした“HE-3000”で音楽を流せるワークショップ「リミックスラボ 絵×音 かいて、きこう」も実施。専用レコードに自分で色を塗り、自分だけの音楽を楽しめます。

また8月24日(水)には、ターンテーブルの歴史を辿るパネルトークとDJパフォーマンスも展開予定です。

パナソニックの歴史商品77点も展示

「みんなのまち 大阪の肖像」第2期は、大阪中之島美術館の開館(2月2日)を記念する展覧会で、10月2日(日)まで開催しています。

同美術館は、美術やデザイン品の歴史・作品・作家などに関する情報資源を整理して公開する「アーカイブズ」を主要機能のひとつに設定。パナソニックなどと連携し、家電製品を中心とした工業デザイン製品に関する“記録”と“記憶”を収集・アーカイブ化してきました。

「みんなのまち 大阪の肖像」第2期では、パナソニックグループが収蔵している1953年からの歴史商品77点を展示するとのことです。

PR TIMES
「みんなのまち 大阪の肖像」第2期
パナソニックホールディングス株式会社

(文・Higuchi)

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. 60年前のステレオが最新技術で生まれ変わる。パナソニック、大阪中之島美術館でレトロ家電展示
access_time create folderデジタル・IT
local_offer
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。