日本政府「屋外ではマスク外して」→ それでもマスク外さない人多数

日本政府の行政機関である厚生労働省が、屋外ではマスクを外すよう国民に呼びかけている。厚生労働省の公式Twitterやサイトなどのインターネット上でも屋外でのマスク外しを呼びかけているが、マスクをつけて外出している人が多いのが現状といえる。

マスクに感染予防効果

アメリカ疾病予防管理センターの調べによると、マスク不着用よりも着用時のほうが明らかに感染予防効果がみられたとのこと。ほか、多数の機関が新型コロナウイルスの感染予防対策として、マスクの着用を推奨している。

屋外を歩いている人の大半がマスクを着用

2022年6月下旬現在、日本の厚生労働省は野外ではマスクを外しても良いと示しており、広く、野外ではマスクを着用しない流れを作ろうとする試みが始まっている。だがしかし、皆さんもご存じのとおり、日本国内で屋外を歩いている人の大半がマスクを着用している。

マスクを外して屋外を歩いている人は限りなく少ない

厚生労働省が作成した画像パンフレットには、ハッキリと「屋外での散歩やランニング、通勤、通学等も、マスクの着用は必要ありません」と書かれている。しかし、周知されていないのか、同調圧力なのか、それとも「周りの人が外してから私も外そう」と思っているのか、マスクをしていない人に嫌悪感を感じるのか、マスクを外して嫌な目で見られるのが嫌なのか、マスク生活に慣れてしまったのか、マスクを外して屋外を歩いている人は限りなく少ない。

適切な状況下ならマスクの不着用は個々の自由

もちろん、理由があってどうしてもマスクを外せない人もいると考えられる。マスクを外してもよい適切な状況下、屋外においてマスクを外しても、着用しても、それは人の自由だ。しかし暑い季節になってもマスクを着用し続けるのであれば、体調不良に気を付けることが重要だ。

厚生労働省の公式Twitterコメント

【#熱中症 に注意! 屋外では #マスクをはずしましょう】熱中症を防ぐため、近距離で会話をするような場合を除き、屋外ではマスクをはずしましょう。例えば、徒歩や自転車での通勤・通学時、散歩やランニング等の運動時には、マスク着用は不要です(引用ここまで)

適切なマスク着用・不着用を考えていきたい

誰も「マスクを外せ」と強要することはできないが、これからの暑い季節、マスクを着用していることにより体調を崩す人が出てくるかもしれない。

自分自身も含め、自分、家族、親類、友だち、仲間、恋人、同僚、クラスメイト、あらゆる人たちの健康を考えつつ、適切なマスク着用・不着用を考えていきたいものである。


※冒頭画像はフリー画像サイト『ぱくたそ』よりマスクのイメージ画像
※文中画像はアメリカ疾病予防管理センターより

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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