関東ファイターズファンの特権！今年はあと2回！？ “親子ゲーム”でファイターズを丸1日楽しもう！

交流戦も終了し、前半戦も残り少しとなってきた2022年プロ野球。我らが北海道日本ハムファイターズは現在最下位ながらも、徐々に若手選手たちの活躍の歯車が噛み合い始め、毎試合非常にアツい試合を繰り広げている。

さて、関東在住のファイターズファンにとって、1軍の試合を観戦することはかなりハードルが高い。ホームゲームを観戦しようと思えば、年に1～2度行われる東京ドームシリーズ、地方シリーズに行くか、札幌まで飛行機で往復しなければならないという時間的、金銭的ハードルがある。そのため交流戦か埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズとのビジターゲームという限られた日程に予定を合わせて応援に行っている人も多いと思う（筆者もそのうちの一人）。

観戦できるときは精一杯楽しみたい。1日中ファイターズを観ていたい。そんな願いを関東在住のファンは“親子ゲーム”という方法で叶えられるのだ。

親子ゲームというのは、1軍登録の選手が1軍登録のまま2軍の試合に出場し、その後移動して同日の1軍ナイターの試合に出場すること（厳密に言うとどちらもホームゲームの際に使用することが多い言葉）。ファイターズの2軍施設は千葉県鎌ケ谷市にあるため、1軍が関東圏に遠征に来る祭は若手選手が調整のために親子ゲームを行うことも多い。

選手がやるならファンだって！　ということで5月26日（木）、親子ゲーム観戦を決行！

2軍は鎌ケ谷スタジアムでジャイアンツ戦、1軍はナイターでスワローズと試合を行うことになっていた。

まずは鎌ケ谷スタジアムに移動。ランニング中のポンセ投手や解説で来ていた元エース岩本勉さんを間近で見ることができた。またこの日は杉谷選手、水野選手が1軍登録のまま2軍の試合にスタメンで出場していた。

試合は河野投手が先発。初回を三者凡退で抑えるも、2回以降は打ち込まれ…その分試合展開も遅くなってしまった（試合はジャイアンツの勝利）。

6回裏終了まで観戦し、その後は球場から出ているバスで移動。船橋法典駅まで行き、そこから明治神宮野球場まで向かう。

試合開始まで1時間ほど余裕を持って球場に到着。もう少し2軍の試合を観ても良かったが、食べ物や飲み物を買うのにかなり並ぶのと練習を観たいということもあって早めの到着。

試合は3-5で迎えた9回表に万波選手、アルカンタラ選手の連続ホームランで一気に同点にすると、10回表に4点を追加し、9-6で逆転勝利！試合終了時には22時近くになっていたが、何とも気持ちの良い試合だった。

12時過ぎに鎌ケ谷スタジアムについてから22時まで、まさに丸1日野球漬け、ファイターズ漬けの1日を過ごすことができた。年に数回しかない観戦のチャンスを精一杯楽しむことができた。

今後、この親子ゲームができる現実的な日程は

7月5日（火）、6日（水）

2軍：鎌ケ谷スタジアム・対スワローズ13：00～

1軍：ZOZOマリン・対ロッテ18：00～

8月30日（火）、31日（水）、9月1日（木）

2軍：鎌ケ谷スタジアム・対ジャイアンツ13：00～

1軍：ベルーナドーム・対ライオンズ18：00～（9月1日は県営大宮球場）

と2カードしかない。

どちらも平日だが、思い切って休みを取ってファイターズ漬けの1日を過ごしてもらいたいと思う。

（Written by　最近のイチオシ選手は松本遼大投手の大井川鉄朗）