【CEATEC JAPAN 2009】『リラックマ』も発見!“デコ電”ならぬ“デコPC”が一堂に会す
10月6日(火)から10日(土)の5日間、千葉・幕張メッセで開催されている通信・情報・映像の国内最大の見本市『CEATEC JAPAN 2009』。インテルと日経BPがブースを構える『次世代コンピューティングパビリオン』では、一風変わったテーマ展示が来場者の目を引いています。『デコレーションPC』という名前のこちらのブースでは、独自ペイントを施したパソコン(PC)やキャラクターをかたどったPCなど、各メーカーの“デコPC”を展示しています。携帯電話を飾り付けた“デコ電”に続き、ブームが来る予感?
日本エイサーは、“デコ電”に近いテーストの2製品を出展。『Aspire one AOA150-Bw1』は、3月に開催されたイベント『SHIBUYAデコパソコレクション』で、雑誌『小悪魔ageha』の元専属モデル桃華絵里氏がコーディネートしたモデル。ラインストーンとハートの柄、「Love」の文字が“アゲ嬢”(『小悪魔ageha』に出てくるようなファッションを好む女性)のハートをつかみそうな一品です。
『Aspire one AOD250-Bb83』は、さまざまなジュエリーストーンを使って、PC自体を宝石に見立てたモデル。残念ながらいずれも特別展示品で、販売はされていないとのこと。
Universal Roamingは、『Ryou』ブランドで展開する和風な“デコPC”を出展。『曙[AKEBONO]』は、北海道産のイタヤカエデを成形したデスクトップPCのケースを、川連漆器の伝統工芸士である佐藤氏が漆塗りで仕上げたモデル。価格は78万7500円(税込み)です。
『輪波[WANAMI]』は、“坂本これくしょん”こと坂本氏が漆塗りとデザインを担当したモデル。麻布をPCにかぶせて金箔(きんぱく)を貼り、蒔絵(まきえ)を施すという凝った造形。価格は73万5000円(税込み)です。
日本HPは2製品を出展。『HP mini 1000 Vivienne Tam Edition』は、ファッションブランド『Vivienne Tam』とコラボレートしたモデル。紅のきょう体に芍薬 (しゃくやく)をあしらった女性向けのデザインです。残念ながら日本HPでの取り扱いは終了しています。
『HP Pavillion Notebook PC dv6i』は、『ZEN-design “asagiri”(朝霧)』モデルを出展。米国メーカーながら、和のテーストを取り入れた繊細なデザインとなっています。こちらは量販店向けモデルで、価格はオープン。
東芝は『dynabook Qosmio WXW』を出展。真紅の炎をイメージしたウェブ販売向けオリジナルモデル。価格は27万8000円から。
雑誌『日経パソコン』との連動企画も。『dynabook NB100/HF 日経パソコンオリジナルモデル』は、ペイントアーティストの岩崎雅一氏がペイントしたモデル。インタビュー記事と連動した参考出展のようです。
続いてキャラクターをかたどったモデル。ガジェット通信でもご紹介した『リラックマ モバイルノートパソコン』と、『ガチャピン&ムックのモバイルノートパソコン』は、バンダイナムコゲームスが運営する通販サイト『LaLaBit Market(ララビットマーケット)』の限定モデル。いずれも販売を終了しています。
パナソニックは『レッツノート CF-F8 「ヱヴァンゲリオン」天板モデル』は、映画『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』の公開を記念して販売された限定モデル。既に販売を終了しています。
サンリオは『サンリオ ハローキティ EPSON A4ワイドノートパソコン リボン』を出展。リボンをフィーチャーしたカラフルなデザインのこちらは、『サンリオ・オンライン・ショップ』で12万6000円で販売されています。
極めつけの“デコ”PC(サーバーですが)がこちら。NTTレゾナントが運営する『NTT-X Stor』が販売していた『痛鯖(イタサバ)キット』を日本電気のWindowsサーバー『Express5800/110Ge』に施したもの。残念ながら販売は終了しています。
日本独自の“デコ文化”を海外にもアピールできそうなこちらのブース。しかしながら、販売が終了したモデルが大半を占めるのが残念なところです。来年もこの企画があるなら、これから販売を予定しているモデルや、ユーザーが飾りつけた優秀作品なんかもそろっていたら楽しそうですね。
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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